青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

マーブル×

日本での初期Xメンブームがあったころのマーブル社専用のアンソロジーコミック。X-MEN中心にマーブルの色々な漫画を集中連載してある。当時の貴重な作品を日本語役で読めるなかなかのレア本。最近はアメコミ翻訳もしっかりと行われ専用の豪華な単行本で出てくれるのでいいけど、昔はまだまだマニアの物だったようだしね。
ただ今世代のアメコミはかなり進化してて、絵は全部CG彩色で描写も写実的なものが主流。全体的にすごくクオリティーが高いんだけど20年前はまだまだ前世代のアメコミ。絵はバタ臭く、色も単色塗り。大雑把で雑な展開。今ほど組織的に系統化されておらず質より量で多量排出されるだけのヒーローキャラ達。正直読みにくさは現代アメコミの数倍上。日本の漫画に慣れ親しんで育ったらこんなの読めない。しかしながらそこには確実に日本の漫画、今のアメコミにはない大雑把で派手な展開。もうね、ヒーロー量産され過ぎて使い捨て感半端ない。ガンガン死ぬw一コマで死ぬwで、何事もなく蘇る。ユニバースの設定があまりからやりたい放題。それゆえの無茶な展開は今はなかなか見られなくなってきている。昔のアベンジャーズのかっこ悪いこと。Xメンのメンバー増加しすぎて収拾のつかなささと言ったら。今回映画とかでまた少し脚光を浴びている「サノス」が出てくるインフィニティガントレットのお話の無茶苦茶さ。まぁでもそれらすべてが古き良き大雑把なアメリカを体現してていいんだよね。痺れる。
当時発刊されてた日本語役版のX-MENが欲しくなってきたwまた日本中から集めることになるんだろうけど…。