青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

だぶすた

たまにこういうタイプの人がいる。何もしないと「自分で考えてちゃんと働け!」と命令し、考えてなんかやると「なんでそんなこと勝手にやるんだ!あほか!」みたいなこと言うやつ。親なんかでも上司なんかでも一定数いるよね。で、押しが強く暴力的、パワハラ的なので押しの弱く権力的に負けている人はがんばってやろうとするが、やったらやったで叱られる。で、そのあとハネムーン期が合って、また頑張ってやってみるがやっぱり全面否定される。を繰り返しているうちにだんだんどうしていいかわからず八方塞になって、鬱になったり、従順な奴隷になる共依存関係になっていく。こういうタイプの人って、「自発的にやれ」と「勝手にするな」と言う一見反する、矛盾だらけの強制をしてくる。普通に考えたら逃げ道が無い。アウトだ。完全なダブルスタンダード状態だ。
ただちょっと考えてみる。なんでこういう人たちはこんな変なことを言うんだろう。上みたいな理屈を考え抜いて、いじめてやろう、奴隷を作ってやろうなんて狡猾な思想の持ち主には到底思えない。そこに深い理由があるほど複雑な思想の持ち主には思えないんだよね。視点もある意味バカ一直線だし。そういう風に考え、さらに自分がこういう人たち対策にやっていることを考えていくとわかりやすいモデルが浮かんだ。
あ、やっぱ彼ら、別にダブルスタンダードなんてややこしいこと考えているわけじゃないんだろうな、って。極めてシンプルな一直線な傲慢さ、わがままさのみの思想なんだな。
「自発的にやれ」と「勝手にするな」と言う一見相反する理屈だが、ここには実はちょっと見えていない言葉が隠れていると推測される。この言葉の真意はきっとこういうことなんですよ。「(俺の思うことを)自発的にやれ」「(俺の思っていること以外を)勝手にやるな」って事なんですよね、きっと。この主語が隠されているため受ける方が良くわからない状態になる。一般的にはきっとこう思う「(自分の判断で)自発的にやれ」「(自分の判断で)勝手にやるな」と思うんですよね。ここに大きな齟齬がある。だからうまくいかない。言う方ははなから自発的に考えた行動なんか必要としてないのに、やるほうは自分で考えた行動をしてるんだから。
こう書いてみたらわかるけど、やはりこういうタイプの人は性格が悪い。「俺の思い通りに動け!」と言うとあまりに当たりが強くたぶん誰でも「なんでお前の命令きかなあかんねん?」となってしまうから、こうやって都合の悪い部分はしゃべらずに相手に善意の解釈をさせ、あくまで俺はお前に良かれと、勉強のために、なんて正論を振りかざす。ほんとたちが悪い。

で、まぁ理屈がわかったので対処策。
まず「自発的にやれ」ですが、やっちゃだめです。自発的にやるのはやる気を見せ、何をすればいいのかを自発的に聞くこと。基本的にはこのスタンスです。またはちょっとでだしだけやってみてすぐに、「こういうことやってるんですけどいいですか?的に確認。」いやむしろやる前にプランを説明して許可を取る。「こうするんですけど良いですよね?」これでまず自分側に逃げ道が作れる。たちが悪い人になれば、こういうのしても「自分で考えろ!」と言うかもしれませんが、それだといざというときに「プラン説明したけど自分で判断しろ言うましたよね?」とか逃げれます。それでも怒るなら「今度からプランを確認していただけますか」です。このポイントは決断権を可能な限り相手にゆだねる、と言うことです。決断権が相手側に有れば、なんで勝手にやった?と言う怒り方ができなくなります。何をやるにも確認です。自発的にスタートして確認です。
こうすると基本的には相手の思い以外の事を勝手にやった、と言う理屈は出てこなくなります。これだけです。この確認作業をどれだけさりげなく行えるようになるかがポイントです。常に相手の様子を見て、相手の行動パターンが読めるようになれば勝ちです。まぁ、ある意味俺の思うことを自発的にやる、ことになるんですけどね。ただ慣れてくれば、自発的にやるという判断すら必要なくなります。ああ、こういう時はこういうものが欲しいんだろうな、と読めるようになる。で、こういう人は基本的にわがままオレオレ君たちだから、自分が思い通りに動ける分には機嫌が良いです。あまり文句も言わなくなり、むしろその相手を大事にします。

と書いて見て思ったが、これって受ける側の問題も多大にあるんだなぁ。受ける側がへんに真面目に自分が悪いんだ、なんて思っちゃうからどんどんはまってゆく。だんだん相手の言うことがすべて正しくて、自分ばかりが悪い、だからもっと意見をください、みたいな状態に。命令側は別な意味の主従関係に酔い、でもやはり気持ちは満たされない。ああ、この構図がいわゆる「共依存」関係なわけですね。まぁさらによくあるのが、これで従側を叩きすぎると、さすがに「あれ?なんかおかしくね?」とか矛盾に気づきそうになるんだが、こういう時にこういうタイプは鼻が利いて、「いやいや、ごめん。ここは俺が間違っていたよ!」と折れるんだよね。そうすると、従側は「ああ、今回は間違ってると教えてくれた。やっぱこの人はただしいんだ」とつながる。ハネムーン期の完成だ。こうして最悪な方向に深まっていく二人の関係…。


で、個人的な意見。こういうの最初は主従関係のような感じですが、確認とかをきっちりしていくうちにだんだん相手が自分に対して「ああ、こいつはおれの思いをかなえてくれる」と思いだしたらしめたもの。、逆に「こうこうこうだからこうした方が良くないですかね?」と言う風にこっちからコントロールする事が出来るようになります。これって、あれか。要はその人のママになっちゃうということか。うんうん。なんかいっぱいつながったw要するにこういうわがまま言っちゃうやつってのは基本的に乳離れのできていないお子様、ってことなんだな。こういう人たちは何でも言わなくてその人の面倒を見てくれるママ的な存在を求めているわけだ。だからこの人ママになると逆にしつけできる、と。