青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ピクセル

80年代ビデオゲームをネタにひっさげ割と下品なギャグを展開する、割とどうでもいい軽い映画。当時のゲームキャラがそのまんま宇宙人として攻めてくるって言うのがこの映画の胆。ただし当然アメリカで作られた映画なので出てくるゲームキャラはアメリカ人の好みが大いに出ており、アタリゲームとか日本人にとっては相当弱い部分があるのも事実。一応リアルタイム時にアタリゲームは日本にも入ってきていたから当時の最先端のゲーム事情に精通していた今でいう「オタク」たちにとっては十分懐かしい物だが。ただやっぱり「アステロイド」「センチピード」「デフェンダー」なんてラインナップはキツイw本編中ではとてもおいし役を持って行った「Q-bird」とかもコナミゲームだけど日本での認知度はかなり低いと思われる。自分はかなりディープなゲームマニアだけど、それでも何のゲームキャラ?っと思うのが数種類あった。一応オチにつながる重要キャラの女性キャラとかわかんねー、って思ってググってみたら本作用のオリジナルキャラだった。そりゃわかんねぇわ。あと「ロボトロン2084」で出てくるキャラなんかも正直わかんなかった。ゲーム自体はかろうじて知ってるレベル。
しかしながら日本の重要ゲームも負けちゃいねぇ「パックマン」「ドンキーコング」なんかはとても大事なシーケンスで登場。敵役もギャラガ多いし。
作品自体は離婚された40代女性と、枯れかけオタクの40代主人公のラブストーリーを軸にしてあり、その周りのキャラも同年代。あぁ、なんてシンクロ。全体的にライトで下品ななコメディー要素満載。地球の危機だけどあんまり死人も出ない優しい仕様。懐かしい音楽も満載。40代ゲーム世代にはお勧めの映画ですね。