精神的な満足感はある。しかしその反動が半端ない。もう体力が無い。仕事終わると反動で動かなくなる脳。落ちてゆく視力。バッキバキの僧帽筋。固い背中。痛む腰。慢性的疲労。俺はいろんなものを悪魔にいけにえとしてささげているのかもしれない。他の人たちが適当に軽く流して生きている部分を自分はこんな身を挺して生きているのかもしれない。確かに精神的にはエクスタシーだが…。たしかにこれは求めていた一つの結果なんだが。
崩壊してゆく我が肉体。仕事以外に先が全く見えない閉塞感。それゆえに仕事に逃げる状況。そう、すでに自分にとって仕事は甘い蜜。程よくわがままな立ち振る舞いが許され、そのうえ勝利の甘い蜜を味わえる環境。逃げ以外の何物でもない…。希薄化していく日常。意味を失っていく日常。やはり自分はダメなのか。