青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

大惨事

たぶん昨日の夜のは予兆だったんだよな。そういえばそういう感じが有った。
朝は普通に出勤。車に乗り込む。そうだね。20分ぐらい過ぎたあたりからだろうか。下半身に違和感を感じる。ジョジョ風の書き文字の「ゴゴゴゴゴゴゴゴ…」って感じの。もうしばらく走ったあたりでその予兆は革新へと変わる。「…うんこしたい…」。もうこう認識した時には基本的には不可避の危険信号は付いてると思っていい。ただまぁ車だ。電車とは違う。冷静に道をサーチし一番近い安全トイレポイントを検索。幸いなことに最近はコンビニにトイレが設置されているから。近くのコンビニまで5分ぐらいか…。認識後は容赦なく襲い掛かってくる。
しかしあれだよね。座ってる姿勢って言うのは肛門を圧迫しているおかげかかなり我慢しやすい。コンビニについてあわてて店に入っていくのだが、立つと彼らの攻撃はより容赦なくなってくるんだよね。あともう目の前にトイレ、と言う精神的なゆるみが有るんだろうね。一気に危険マックス。トイレに行くと男子便所が「赤」「使用中」!!「マズイ!」ここでふと隣の女子マークの個室。その時脳裏によぎる二日前の記憶。朝コンビニのトイレを見てると男子トイレが使用中の時にオッサンが躊躇なく女子個室に入っていったことを。もう考えている暇はない。個室に飛び込む。でベルトを外し始めたその時に…。

間に合わず…。ベルトを外し、ズボンをずらしながらも出続ける…。いちど開いた門はそうやすやすとは閉じられないのだ。もりもり門を潜り抜けてくるやつら。ヤバイながらもズボンはできるだけ被害に合わせたくないと、速攻で脱ぎ散らかし、パンツをずらしまず襲い掛かってくる奴らを確実に出し切る。もういろいろやばい状態です。惨状です。でもまず本体をどうにかしないとどうしようもありません。
本体を出し切り、しっかり洗う。いいね。ウォシュレットって偉大な発明だよ。たっぷり洗う。でまずいったん落ち着いて状況を整理。うーん。まずこのパンツ。どうしようもねぇ。でもこのパンツさんはいい働きをした。不幸中の幸い今日はわりとぴっちりしたボクサーパンツ。さらに不幸中の幸いに今日は緩いのだが水ではなかった。そのために出るものをすべてダムの如く蓄えてくれたのだ。下に垂らすことなく、ズボンなどに決壊することなく。しかし脱ぐときや座るときにいろいろと被害を及ぼすのだよ。そっとパンツを脱ぎその辺に置いておき、トイレを掃除。いろいろ付いてるから。申し訳ない…。キレイに拭き掃除。自分の下半身もいろいろ拭く。ここで基本的には一段落なわけだ。
しかしここで困る。このパンツ(汚染物質)をどうすればよいのか。もう自分の脳フル活動だ。汚物入れがあるのはあるがこんなとこにこんな高レベル汚染物質をぶっこむわけにもいかない。猛烈なスメルを発している。しかしこんなものを持ち歩くのも嫌だ。でもコンビニのゴミ箱に入れるのもしのばれる。うーん…、と思いながらとりあえずトイレットペーパーで汚染物質をグルグル巻きにしてみる。おお。なんとかイッシュンはごまかせそう。しかしまて。女子トイレから出てきて手には謎のトイレットペーパーの塊。どう考えても捕まっちゃう対象だ。困った。でもとりあえずグルグル巻きにする。ここで、ズボンを見ると幸いズボンは被害が無いように見える。ズボンを穿いてみて気づく。ああ、ポケット割とでかいな。という事で汚染物質を一時的にポケットに滑り込ませる。ここからは速攻勝負だ。女性が待っていないことを祈りつつトイレから出て、手をしっかり洗い、そのまま車にダッシュ。まぁ正直かなりの不審人物であることは間違いない。まぁ実際普通じゃないし。
車にたどり着いて車の中にあったレジ袋に汚染物質を閉じ込めしっかり封をする。ミッション終了である。なんかいろんな運に助けられた感のあるミッションだった。もっとひどい惨状になる可能性も十分あった。でも被害は最小限に抑えられた…。まぁ当然だがこんな状態で会社に向かうわけにもいかずユーターン。でも帰ってる途中も確実に下半身に充填されていく。マジダメだな…。まぁでも流石に危険領域までは来ない。家に帰ったら汚染物質を即廃棄。でシャワーを浴びる。で、落ち着いて被害確認するが意外にズボンとかは平気っぽい。まぁもうクリーニングには出すけどね。匂いもないから大丈夫だろうけど。あとはほぼ被害なし。いやパンツさん。君はほんと身を張ったいい働きをしたよ。2階級特進だよ。
今こうして文章書いててもどうにもお腹が落ち着かない。安定するまでは家で休もう。午後ぐらいに出勤することにする。