青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

スーサイドスクワット

DCの悪役集団のヒーロー物。ただでさえ日本ではスーパーマンバットマン意外のヒーロー物はマイナーでそのヴィランともなるとドマイナー一直線。ハーレークインですらバットマンの実写版には出たこと無いと思うし、それ以外に至っちゃぁ…。デッドショットは意外に人気キャラの様ですが。本作でもウィルスミスが演じており基本主役扱い。一応ハーレークインとのダブル主役でしょうか。
バットマンVSスパーマン」がだいぶ残念な出来だった。それと同一世界観を持つジャスティスリーグのシリーズと言う位置づけ。前作にくらべだいぶ普通のアクション娯楽作品になった感じはします。しかしながら脚本には結構な残念感。アクションシーンも暗くて何やってるかわかりにくい。
脚本が気になるのはしょうがないんだけど、全体の少なくとも1/3以上はキャラの紹介に費やしてしまっていてストーリーが散漫。それでも退屈にはなってないところはまだマシ。で残り1/3が彼ら悪人が敵と戦う動機づけ。ここがねぇ。結局「愛」と「孤独」みたいなものをみんなで語り合って盛り上がるあたりが実にアメリカ的。要所要所でそういうのが入りなんていうか悪人感が低い。展開がべたべた過ぎて臭い。残り1/3がアクションとなるが基本的に強いメタヒューマンはディアボロ一人でありそれ以外はちょい強い人たち。派手なエスパー的能力もなく、基本どつくか撃つ。X-MENのような人間離れしたアクションやビーム飛び交うような派手な展開は基本的にない。しかもそれが輝度の低い闇の中で戦うため自分は何やってるかイマイチわからない。残念。あと敵が本来スーパーマンとやりあえるレベルのキャラであるためディアボロ以外まともに対面して戦えない。キャラの能力設定でハーレークインがやたら強いのも気になる。他な軍人やヴィランが銃で頑張って戦ってるところをバットでぶんなぐって敵を粉砕してゆく。そういうもの?
個人的にジョーカーも出てこなくてよい気がした。まぁジョーカー出てこないと話がシンプルになりすぎかもしれんが。
世界観の話にもなるが、これだけの大騒ぎしといてフラッシュ、バットマンが全く参戦してこないのも少し?がつく。テリトリーじゃない?ワンダーウーマンもいるはずなんだがな。
全体的に暗い感じのテンポの良いアクション映画に仕上がっていて「BvS」に比べりゃ全然見やすい映画には仕上がっているが、まだまだDC映画のダメダメ感を払しょくするには至っていないかな。なんでも次はワンダーウーマン単発映画らしいが、悠長にやってる暇はないぜ。どんどん、フラッシュ、ランタンあたりも映画化しなきゃ。アクアマンとかは…。相当気合入れんとね。
うーん。50点。