去年の6月。ジグが部屋に来た。それまでの俺は割と掃除に目覚め、毎朝、毎週末、暇を見つけては掃除をしていた。ところがジグが来てからというもの、もうすべての判断基準がジグのため。増えるジグおもちゃ。荒れる猫部屋。そしてそれに輪をかけるように今年入ってからの精神低迷。ジグにだけは迷惑をかけれない。そのジグへの想いが俺のギリギリのラインを保させていたがやはり一年近く放置された部屋はなかなかの仕上がりなわけなのです。これに終止符を打つべくの大掃除なわけで。
いつもはリビング、寝室、猫部屋、トイレぐらいの掃除しかしないのだが、今回はそこに玄関と風呂場まで。まぁ今日一日あればなんとかなるだろうと、甘〜い見積もり。しかし変なところでスイッチが入るのが俺らしく。風呂掃除は裸になって座り込み、手には歯ブラシとたわし。ひたすらカビをやっつけ続ける。最初は見えるとこしかする気無かったのに、しだすと隠れたとこを手を抜くのが許せなくなってきて徹底的にゴシゴシ。技術者魂に火が付く。
片付けをある程度してた時点で掃除機の紙パックがパンパンなことに気づき交換しようとしたが交換用パックが見つからない。時間ももうお昼だしその辺の道具を買い出し、一升瓶の処分、ランチ、さらに晩御飯の料理用食材を購入。大急ぎで帰って掃除を始めるのだが、この辺で自分の見積もりが大幅に甘かったことに気づく。急いでやるが間に合いそうもない。そうなると手抜きが始まるわけで…。とりあえず約束の時間にだけは間に合わせる(実は勘違いしていて間に合っていなかった…)。晩飯作って食べて遊んで。しかしここのところ睡眠時間限りなく減りつつあったし、仕事や掃除の疲れで割と体はボロボロでした。満足な結果は出せなかったかもしれませんが…。