青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

薬の話

今回処方された糖尿の薬。正直こういう薬があったの?という薬を出された。なんでも血中にあふれている糖をおしっこで強制排泄する薬だとか。で、これ飲んだら激やせしまっせ、と。で、今飲んでたインスリン耐糖性を改善する薬は飲むと太るよ?って言われたんです。その時は「へぇ、じゃぁそっちで」と変えたんです。でもあとでこれがどういう意味なのか急に理解できた。
血糖を尿から出すって、まさに糖尿病って名前の由来の機構だよね。それを強制的に行う薬なんだ。糖尿が出だすとエネルギー不足でどんどん激やせするのも糖尿病では当たり前に知られているシステム。昔はたぶんこのシステム自体不具合、と思われてたんだろうが最近糖尿の問題は血液中の血糖が一気に増えて、血糖値が常時上がってしまうことが問題と広く認識が変わったんだろうな。良く考えたら糖尿ってその状態を改善しようとする体の保護システムだったと認識が変わり、その状態を意図的に引き起こそう、という発想に至ったんだろうな、と理解。面白いもんだね。こういう新しい世界を見せてくれるとうれしいね。
ちなみにインスリン耐糖性を改善する=血糖を消費しやすくするということ。それは血糖を消費して脂肪に変換しやすくしている、ということ。血糖値を下げるという最終目的は同じだが、血糖の行方が外ではなく中に貯めこむ方向なわけだ。だから太る。なるほどなるほど。こんな薬破棄だ破棄。
痩せるわ血糖値下がるわって夢の薬ジャン、これ。でも低血糖には要注意だね。