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たぶんジグはあっちこっちで吐いている。ただ吐いたら嘔吐物をそのまま全部綺麗に食べつくしてしまうし、吐くときはメシ直後が多いから嘔吐物に水分が少なく、ある意味半生のカリカリがそのまま出てくるような状態。だから綺麗に舐められたらあとでなかなか気付かない。でもやつは吐いてる筈だ。
今朝も最近お気に入りの飾り棚の上に乗って下界を見下ろし「にゃぁ〜、にゃぁ〜」とどや顔。こっちも別に構うことなく、朝の準備をしてた。ふと視界の影でジグが戸棚の上から何か物を落としているのが見えた。うわぁ、名に落としたんだこいつ…。「！？」ってすぐ気付いた。戸棚の上から下に向かって吐いてたのだ…。戸棚の上には落とせるようなものないしな…。なんかぼたぼた音立てて落ちていったしな…。布団の上にもんじゃ焼きが…。すぐジグは降りてきて、俺の餌だ！と食べ始めるけど布団の上は困る。回収だ。掃除だ。布団のカバー週末に洗おうかしらね。ああ、今回こそ彼女の枕も丸洗いだね…。いやぁ、でもほんと。ジグの行動は時々とんでもないよな。予想だに出来ないことするわ。まぁだから面白いし、愛らしいんだが。