青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

昨年度メインでやっていたPJ。もともと着地地点のないPJでやれるとこまでやる、って感じで進めていってた。細かいスケジュールはこっちが作ったが、基本的に相手のマネージャは無視。自分の思うがままにこっちに作業を振ってくる。しかも作業内容がアバウトで難易度が高い。わからない、敵なことは「そのぐらい調べてください」と。仕様なんぞわからんのにな。自分の知ってることはねちっこいほど追求してくるし、知らないことはもう全部放置。時々上役にいろいろ進捗聞かれたときだけ、急にこの資料作れだの進捗管理しろだの、今まで全然聞いてないことを平気で押し込んでくる。出せ言われるから、提出しているが興味のあるとこ以外は見ない。
結局最後まで「この機能を動かして」と言い続けた。ほんとに最終日まで。いや、最終日越えても。こっちはただでさえ後出しでこれがいる、あれがいるといわれた成果物をつくるのに必死なのに。ただその機能を動かすためには自分の力だけではとてもきつい内容が多く、そもそも他人の作っているブラックボックスを動かして、結果だけ見て推測して作るとかしてて、遅遅として進まない。ブラックボックスを作ったであろう別部署、別会社にはなぜか協力を仰いでくれない。もう終盤はほとんど聞いてなかったけどな。
しかしながら実際、毎日毎日「あーだこーだ」と好き勝手言いたい放題。そんな日々は自分にとって相当ストレス。おかげでせっかくうまくいっていた血糖コントロールは大幅に乱れ、体重はリバウンドし、目は破れ、一気にぼろぼろになってしまった。
2月いっぱいで金の切れ目は縁の切れ目。PJは終わりを迎えた。必要なものは納品しOKを貰った。しかし3月に入ってもやれ不具合だの、この機能が動かんから作れだのずーっと定期的に打診してくる。お金も払わずにだ。そんなサポート契約もしていないので俺らにとっては客ではない。それでも今まで良くしてくれた、とか有るならちょっとは協力的にもなろうかというものだが、最後の最後まで彼は自分の都合しか言うてこなかった。そんな人に情は沸かない。これ直せ、というて来るのを極限まで無視し、適当にのらりくらりと簡単に直せるとこだけぱぱっと直してお茶を濁していた。しかし3月後半ぐらいになんか強い圧力をかけてきたようで、一瞬こっちの雇い元の耳にまで話が伝わってこじれた感爆発。次に依頼が来たら今やってる仕事正式に止めていいから対応してやってくれ、という話になってしまった。
うざいことになったねぇ、と言いいあっていた。でも覚悟決めてやるしかないねぇ、って感じだった。
しかしそれから待てども待てどもその人から指示は来ず。こっちから打診するのはやぶへびだから放置しながらも、ときどきあれどうなったんだろうねー。って話を身内としてた。
3月は終わりを向かえ4月。刻々と過ぎていく。しかしなしのつぶて。その後その仕事関連の連絡が途絶えた。でもいつか爆発するんじゃないか?とびくびくしつつも日々は過ぎ、つい2〜3日前。久々に今の現場の会社の課長さんにたまたま出くわした。このひとその前の仕事の担当だった人。客との窓口やってた課長さんだ。まぁこのヒトにもいろいろ理不尽言われたけどそりゃもうどうでもいい。で、久々にあって挨拶して「体調どうですか?」と聞かれたので「手術したっすよー、ははは」なんて軽く日常会話。ただお互いに何かけん制しているような微妙な空気感。そう。あの仕事の話をお互いしたいようなしたくないような。そんな気持ち万歳なのだ。でもその場はすぐ別れた。
翌日たまたま今の俺の雇い主会社のリーダーと話してたら、その仕事の話題に。
課長さんとたまたまあって話し聞いたんだけど。あの仕事正式に息の根が止まったってことらしいよ!って。なんでも部長レベルの話合いでもう終わり、って事になったらしい。詳細は知らんけど。まぁ風のうわさではこのPJもうお金もない上前年度いっぱいでもともと打ち切られるという案件だったと聞いていた。まぁそれなのに年度越えて言うてきたのはなぜ?って感じはあるんだが。まぁPJ終盤に客とうちの環境の部長レベル巻き込んで、いかに俺がむちゃくちゃな要求下で高いパフォマーンスをしてきたか。いかに向こうのマネージャの作業依頼スタイルがむちゃくちゃかっていうのを徹底的にアピールしまくって、客側のマネージャ以外の関係者一同に「そりゃやりすぎだ」と言わしめておいたのが地味に効いたんだろうと思ってる。根回し大事。
で、この仕事もうやらんでいいんだ!ヤフー!と喜んだ俺たち。で更にリーダーが付け加える。「あのマネージャー飛ばされてもう居ないんだってさ」。思わず笑ってしまいました。最後の最後に一矢報いたぞ。大人の喧嘩に勝ったぞ。いままで打ちの仲間で相当理不尽な思いをした人も多い。実は今の彼女も被害者の一人。そんなやつを討ち取れてぼろぼろになってまで戦った甲斐はあったと今感じている。