青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

アベンジャーズ:インフィニティウォー

それなりに長い映画なので(2:50ぐらい)それなりに心身充実してないとつらそう。昨日はUSJでだいぶ疲れているはずだが、以外に平気なのでいよいよ見に行くことにした。
現在のMCU(MervelCinematicUniverse:マーベル映画のシリーズで全て世界を共有している一連のシリーズ)の10年目で総決算的な位置づけになるといわれている本作。大半の映画を劇場で見てきた自分らにとっては感慨深いものがある。直前家でぶっ倒れながらもちゃんと「ガーディアンズオブギャラクシー」の2作も見ておいたしばっちりだ。
出だしからソー全滅というショッキングなシーンから開幕。そこから釘付け。もう疲れなんか吹っ飛び、長さも忘れあっという間の3時間だった。
今まで応援してきたさまざまなキャラたち全員に見せ場がちゃんと用意されており、退屈なドラマ展開はほとんどなくアクション〜アクションへと矢継ぎ早に展開してゆく。ストーリー部の多くはアベンジャーズというよりはスーパーヴィラン、サノスを見せるために時間を費やされている。そのため自然にGotGのキャラたちの絡みも増える。直前にちゃんと見ておいて大正解だ。この映画見る前には、キャプテンアメリカシビルウォー、マイティソー:ラグナロク、GotGの2作。この辺をきっちりと見ておきたい。直接話が続いている。できたらドクターストレンジとブラックパンサーも。重要なキャラ、舞台が出てくる。
自分はこのインフィニティウォーの原作も持っているのでサノスの強大さは良く知っており、どう考えてもアベンジャーズサイドがどうのこうのできる話ではないことはわかっていたが、それでもアベンジャーズサイドはなかなか強かった。見せ場たっぷりだ。生身キャラたちもやたら強いのはちょっと違和感もあったが、まぁお祭り補正だ。そう。お祭りなのだ。この映画は10年間マーベル映画を追っかけてきた人間へのご褒美なのだ。だからもう、今までにわかだった人たちやただの映画ファンなんてところを一切切り捨てているのだ。キャラの背景や設定などは一切説明無し。舞台も説明無し。今まで見ててわかるだろ?ってところは全てはしょってありものすごい速度でアクションと話が進んでいく。たぶん知らん人間はただヒーローたちが画面飛び回ってるだけの意味不明映画になっているんだろう。でもそれでいい。それがいい。わかる人たちだけのお祭りなのだ。
いろんなキャラたちが、パワーアップしたりして見せ場たっぷりで現れる。そのたびに感涙ものだ。キター!の連続だ。もうそれだけでええのよ。ほんと。でもそれをごみくずのように蹴散らしてゆくサノス。ある意味これも裏切らない。サノスという宇宙最強ランクの設定を知っていれば(まぁ原作ではそれ以上なんだが…)変に雑魚化していないサノスを見るのも説得力がある。しかしわかっていてもごみくずのようにやられていくヒーローたちを見るのは少し切ない。
結局有る意味原作どおりにサノスは自分の正義を遂行し、満足するところでこの映画は終る。ある意味すがすがしく、とても重い終わりを迎える。思わず泣けたね。言葉がないですわ。結局この映画ではアベンジャーズは何一つ出来なかったことになる。散り行くアベンジャーズ。そして数本のの別作品を挟み来年に完結編へと続くわけでした。
ラストで死んだ?と思っていたニックフューリーとか出てくるし(まぁ文字通り一瞬で消えるがw)その手に持った端末に描かれていた紋章は・・・。キャプテンマーベルですね、そうですね。あと本来原作ではGotGのラストで出てくるアダムとかがキーマンとなってくるはずですが。しかしどうなるんでしょうね続編。もう原作の展開はアベンジャーズとしては出来ないし。原作はこのあとは神々の戦いなっちゃいますからね。さすがにアベンジャーズの映画ではそこまではやらんでしょうし。キャプテンマーベル、アントマン合わせ今から楽しみです。相変わらずマーベル映画は勢いあるねぇ。