夜

姿勢が崩壊して一気に背中への負担がかかりだす。一週間もしないうちに背中は凝り始めバッキバキ。右僧坊筋は痛く、肩甲骨周りもヤバイし、首にも来ている。セキュリティーは会社を守るため！健康推進！効率向上！なんか知らんがそういうスローガンを掲げ役にも立たない決まりごとを山ほど作り、それを押し付ける仕事を作ることで自分らが仕事をしていると高らかに歌う。そういう自分らの満足のための目的を一般社員に押し付けることで自分らのプライドと満足感を得る。それぞれはそれぞれで有機的に結び付けて考えることはできず、一つ一つばらばらに実行するため、ロス、無駄が多いんだがそんなことは気にならない。実際の効果なんかどうでも良く、作り上げられた数字と自分らがやったという満足感さえあればよい。しかし現場は理不尽な押さえつけで、多くの決まりがお互いに反目しお互いにマイナスシナジーを生み出し、どうしようもなくなっていく。
こういう問題は別に会社だけではない。人がまとまった社会システムを作っていくとどうしても避けられないのかもしれない。人が集まれば無能な人間、怠け者と言うのはどうしても出てくるし、集まった都合上そういう人たちを無視もできない。とりあえずの役目を与えているだけなのに勘違いし突っ走りだす。なんせ馬鹿だから。すぐ調子にのる。馬鹿は自分を馬鹿だと思わないんだろう。なんせ馬鹿なんだから。物事を正しく把握すらできない馬鹿なんだから。
なんか自分の背中の痛みが要らん事を考えさせる。運動して忘れよう。ギターを弾こう。ゲームをしよう。そしてゆっくり寝よう。