青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

住宅博覧会

自分は基本家は負債、って考え。現代社会において持ち家を持つことは富裕層の遊び、ぐらいの認識しかなく中流層が家を買うなんてリスクしかない、と思っている。持ち家なんて昭和のライフスタイルが産み出した遺物だ。
そんな人間がナニを思ったか近所にある住宅展示場へ出向く。目的はエリアメール(はがき)できていた、休みの日は来場者記念品としてQuoカード1000円分+ゴディバチョコレート!という景品目当て。90%それ目当て。あ10%は今まで何度も前を通っていて中どうなっているの?と言う単なる知的好奇心を満たす目的。おっさん二人では行きにくかったが、彼女さんと二人だと行きやすい場所だから。
景品はアンケートを書いて個人情報と交換だ。これでダイレクトメールが増えるんだろうな、と思いつつ正直気にしない。次分の個人情報なんて価値が無いと思っているから。悪用しようと思えば今出回っている情報で十分悪用できる。いまさら登録を追加したところで痛くもかゆくも無いぞ。そういうので以外にアンケートは真面目に書く。
まぁそれだけで帰るのも知的好奇心を満たされない。とりあえずモデルハウスを5件ほど診て回った。最初はなんもわからない。そもそも家を建てる、なんて意識が薄いから知識なんて何にも無い。「へぇ~、すごいっすねぇ~」って感じで見て回っていたのだが、何件か回るとだんだんいろいろ見えてくる。メーカーによっての差とか、コンセプトとか。外から見てすっごくおされで、中もドラマに出てくるような家。しかし歩き回ってみると使いにくさをいたるところから感じたり。それに比べて見た目は普通の家だが一つ一つの設備がとても住む人の使い方を意識してあり、へぇこりゃ住みやすそうだ、と思わせられたり。個人的に一条工務店の家は彼女と一緒に大満足だった。それに比べ見た目だけの家はマイナスだらけだったな。
いろいろ知らなかった事実も聞けたし、知的好奇心はいろいろ満たされた。他にもモデルハウス内で商談している家族とかも結構いて、こんなところでそんな具体的な話するんだな・・・、とか面白かった。
住宅業界は今増税前の駆け込み需要を狙っておりそのための大盤振る舞いと言うことも良くわかった。なんていうかちょっとだけ夢も見れた。でもまぁモデルハウスどれもコレもでけぇよ。余裕の2世帯住宅以上ばっかり。リアリティーねぇよ。こんな豪邸どこに立つんだよ、今時、と真剣に思う。でもまぁ面白かった。俺も億万長者になれれば家買ってもいいかもね。ありえないけど。