青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

テクテクテクテク

2月ぐらいから不穏な空気が漂いまくっていたけど、結局プロジェクトは打ち切られたようだ。サービス終了のアナウンスが来た。同時に今日最新の大型パッチが当たって、立ち上げ当初から言っていた「牧場」と「レイド」という課金の肝に繋がるったであろう要素が解禁される。しかしながら同時に終ることも告げられているのでイマイチ気持ちは素直に喜べない。結構このゲームにのめりこんでいた。俺も彼女さんも。二人でわざわざ滋賀一週とかもしたし、この前の旅行の時もテクテクしまくった。毎日塗りまくった。日課になった宝箱。そんな日々とも一旦終止符を打つこととなる。
たいていのこういうゲームは飽きて自分から離れていくことのほうが多く、気がついたらひっそりサービス終了だったが、今回のように普通に遊んでるさなかでのサービス終了宣言はなかなか経験が薄いな。昔やっていたMMORPGでそんな話があったような無かったような。まぁ結局は立ち上げに失敗し、その後のプロモーション活動に大失敗した、とはたから見てると感じさせる。開発側に責任が無いとも思わない。今見ると課金要素が強くなるであろう今回のパッチでの「牧場&レイド」を最初のプロモーション時期に出せなかった誤算。みんながみんなしくじったんだろうな。
まぁそんな不安定な状況下で初期のプロモーションは派手にミスりすぎたな。大々的な宣伝、誰得なコラボイベント、課金通貨アイテムの垂れ流し、あまつさえ現金(アマゾンギフト)の配布。収益プランも完成していないときに金使いすぎだよ。ほんと、自分のことしか頭に無いはったりワンマンマネージャーの暴走が目に見えるよ。
ゲーム自体はスタート当初からしっかりとした、ほとんどフルパッケージと思えるレベルの完成度で出てきていて、しっかりとした、今でもぶれない面白さの地図塗りという要素に支えられた、いいゲームだったんだが。ほんとできるなら、基本一本のパッケージソフトとして、サーバー関与なしで動くようにして売ってもらいたいかな。もうRPG部分は無くてもいいよ。ただもくもくと地図と向き合って塗っていくだけでも十分面白いよ。
ゲームとしての不満はどうしてもRPG要素と地図塗り要素の激しい乖離。RPG要素の底の浅さ。地図塗りで濡れない場所の存在という点に集約されていたな。結局その問題へ対するアプローチを見ることなく終るのは寂しい限りだ。まぁなんにしろ約4ヶ月間楽しく遊ばせてもらったよ。もう2ヶ月は続くけど。
なんとかどこか、まともな運営が出来る会社に引き取られて仕切りなおして、息が長く続いてくれれば一番いいんだけどね。まぁサービス終了したらすぐに忘れちゃうんだろうな。お疲れ様でした。ありがとう。