青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

今の世の中

今の世の中が不安定に思えてしまうのは「正直者はバカを見る」ってことなのかな、って思えてくる。まっすぐ、正直に、正しく生きなさいと大体的に啓蒙されているのに、それを全うしようとすればするほど生きることが困難になって行く世の中。叩かれ、出し抜かれ、餌にされる世の中。純粋にまっすぐ生きようとする人ほど世の中には適応できない。もうそれはどこまでも現実で今の日本はそれ以外の場所なんてなく思える。それなのに頑ななほど繰り返される正しく生きるという啓蒙。誰もそんなことを信じてはいないはずなのになぜか繰り返し続けるこの思考。なぜなんだろう?
子供の頃から、現代社会は勝つか負けるか、なんでもありの出し抜きあいの世界である、っていう当たり前の現実を子供たちを教育する人たちは決して語ろうとしないように見える。なぜなんだろう。子供の頃の教育は意外なほど強固であり一度染み付いたまっすぐ生きようと言う思考は呪縛となりどこまでも付きまとうのに。もっと世の中の汚さを説き、それに立ち向かうための心を教育すべきではないのだろうか。
多くの人は生きていく中で現実を知って適応していくのだが、やっぱりそれが出来ない人は多く居て、そういう人たちがどんどん孤立していく社会になっているんだと思う。だって社会に出たって餌にされるだけなんだから。ほんとなんなんだろうね、これ。