青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

火曜夜

ご飯食べた後、テレビは特に何も見たいものもなく。ギターも何となくやる気にならず。アニメやら映画やら何か見るものないかなぁ?と探すがこれと言って見つからず。どうもテンションが上がらない。
色々さがした挙句、YouTube山本一郎さんの動画を見あさる。ここ一年ぐらいこの人のBlogや記事好きでよく読んでて最近はYouTubeも少しずつ見てた。半年ぐらい前から開設されたチャンネルで、ずーっとネタにしてきた「N国党」ウォッチネタを漁ってみた。気の毒な人を見つけてウォッチする山本氏の粘着質なところはほんと楽しい。いつもコメントまとめでボソッと本音が出るところがイイ。あと韓国ネタなども面白い。この人は基本的にあんまりバックボーンに強い力を感じさせず、とても幅の広いジャンルに対しての深い知識、理解、そしてそれらをゲームで養った戦略的な俯瞰した視点で、あまりバイアスのかかっていない視点で解説してくれるところがとても面白い。現代のいろんな事象をとても理論的でわかりやすく解説してくれる。最近のテレビに出てくる人たちは偏りやらバイアスがかかりすぎていてなんか不完全情報を喋っているだけっていう印象が強くてどうにも面白くない。山本氏の話を聞いているとさらにその編の面白く無さが加速する。で、ただ情報を並べるだけではなくちゃんとウォッチャーとしての自分の視点も持っている点もいい。時々そういう意地悪なところが見え隠れするのが最高に面白いね。それでもってこの人は完全に同年代で、俺ら超氷河期世代にたいして超優しいしな。そういう視点もこの人のネタを面白く感じさせてくれるのだろう。なんかどんなTVショー見るより、この人が延々としゃべっているの聞いているほうが面白いわ。
そして程よく眠くなったらよゐこチャンネルで息の根を止める。TVと違って何の音楽も効果音もなく、出ているのもよゐこの二人のみ。この二人が延々と長い時には数時間、ただ喋ったり何かしたりしてる。テレビでは速攻放送事故になるであろう静けさだ。その静けさで狂気すら感じさせる浜口の言動とそれを軽くあしらう有野の二人のバランスが心地よい。自分は性格的には完全に有野なので浜口の期の振れたような言動に軽くイラっときたりもするが。でもまぁほんとこんなに脱力したショーはなかなかないよね。それでいてちゃんと成立してるのがすごいよ。ちょっとゲームセンターCXもこういう要素を持ってるかもだな。有野がすごいんだろうな。
ふたりの静かな掛け合いを聞きながら寝る。