青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

スタンドバイミー

なんか何十年かぶりに見たよ。多分これ見たのは高校ぐらいのころにビデオレンタルで見たんだと思う。世代的に似たような世代の話だったし、多感な時期に見た映画だったので、雰囲気だけで「いい映画だったなぁ」と思っていた映画。まぁそれ以上に映画より曲が好きな映画です。
余りに昔見た内容だったので話の大筋や印象的なシーン以外記憶にないし、なんか展開が「グーニーズ」とごちゃまぜになっている感じです。改めて大人になってみたら…。ただのジュブナイル物映画で、良くも悪くも癖のない超あっさり目の内容だと思いました。自分はキング好きなのでなんかこの映画にも背景に流れるダークワールド的なものがあるのか、と興味深く見たのですが、ほんと純粋な主人公ゴーディとクリスの青臭い友情を、作家になったゴーディが語るだけの内容です。しかも冷静に見たらほとんど印象的なドラマもありません。あークリスって頭いいしいい奴だなぁって思うだけです。落ちに語られる今の姿が大人になってみたら、クソみたいな内容です。ここだけ少しキングっぽさを感じました。まぁただ、こんなクソな内容を語りたいために語り部のゴーディを構成として入れちゃったのもいまいち謎です。純粋なジュブナイル物として構成しちゃえばいいのに。汚いオッサンを出す理由が全くわかりません。
原作の方の内容をチラ見すると、映画ではさらっと流されている死体探しのあとのストーリーを無常にもう少ししっかり描いているようで、単に奇麗な「StayGOLD」ではないあたりがキングなんだろうなぁと思った次第です。3/5

スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]

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  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: Blu-ray
嫁ちゃんがリバーフェニックス萌えらしくそればかり推していました。まぁええ男やと思うし、ええ役だし。ああ、これ萌え映画なのか?と思って見たらもう少し素直に納得できます。でもそれ以外の登場人物のほとんどが狂人ばっかりなのが、さらに内容を薄く感じさせます。それもこれも主役二人(いやリバーフェニックス)を立てるための演出なんでしょうかねぇ。