青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

Ghost of Tsusima

土日と結構はまってやっていた。このゲームのいいところは今のところ多くにおいてストレスフリーであることだと自分は感じている。
移動、戦闘、GUIすべての点においてスムーズだ。戦闘なんかもストレスが無い=達成感が無いになりそうなところだが、
そのへんのバランス調整が絶妙に感じる。難易度普通でやっているが、緩やかな難易度上昇より常に自分の方が若干強いぐらいの設定がされているように感じている。
一瞬だけあれ?と思うようなことはあるんだけど、考えればすぐにその点が修正でき円滑なプレイができるようになる。
戦闘中の構えの切替なんかも複雑で難しそうな印象を受けるが、構え切替をしようとR2を押し込んだ時点で全体がスローモーションになりゆっくり考えて選択をさせてくれる。
こういうところが実に優しい気遣いだとおもう。ハードなゲームだとこういうのをどんどん積み上げられて、戦闘の難易度が上がって効果を認識できないほど操作が忙しくなり、わけわからなくなるようなことがよくあると思うのだが。
こんな優しい仕様でもできるようになるとすごく達成感がある。ああ、俺複雑な操作しているな、って思ってしまう。
気が付くと敵の集団に突っ込んでいきばっさばっさと切りまくるフロムゲーなんかとは対極のスタンスのアクションに没入している。
操作の手数は結構忙しいんだけど、的確じゃなくても割と何とかなるところが優しいんだよね。間違えて即ピンチじゃ無いから日常の戦闘で何度も練習をしている感じ。
死に対してのデメリットもほんとに何もないから死ぬことがほんと怖くない。その辺も優しい。
死ねば死ぬほど追い込まれて行くプレッシャーだらけの鬼畜仕様のフロムゲーとは真逆だ。ハードコアなゲームが好きなのに、これはこれでとても楽しい。
さらにMAP開拓はもともと好きなジャンルだから気が付けばあっちこっち走り回る。あんまり風景が奇麗!とかは思わないけど。CGは奇麗だけど。なんかこのゲームの地形にあまり魅力を感じていない。
シナリオも基本はお使い感覚だけどテンポよく進むし、ただ見ているだけ的な演出は極力排除されており、長い会話などは必ず移動しながらとかしてあるのもすぐ眠くなる年寄りには優しい。
程よく戦闘も差し込まれるのも退屈せず進めて良い。気が付いたらずるずる長時間やってしまう。
成長要素なんかも最初は複雑かな?とか思ったけど、結局装備はほぼ一種類を鍛えるだけだし(鎧は何種類かあるが使い分けの目的がはっきりしている)。
自キャラの成長もぐんぐん勝手に強くなるし、スキル選択も今のところ暗器以外はどれとってもそこそこ使えるものばかりであんまり悩まなくてよい。
暗器は使えたら多分もっと戦闘が楽になるんだろうけど、もともと別なゲームなんかでもサブ武器使うのは苦手。
そももそも今までの戦闘で通常の戦闘手法できついと思うことがほぼないし。
一回船上で出たボスに何度も速攻で殺されたが、結局真っ向勝負で弾いて殺した。
あと他のゲームでは良くスニーク系のミッションが途中から複雑になり面倒くさくなってやらなくなる事が今までよくあったけど、
このゲームは結構敵の認識が遅かったり、ミッションの途中自動セーブポイントが多くてやり直しのストレスが低かったりでまぁそれなりに楽しめている。
ほんと全体的にしっかり作りこまれているのに優しいんだ、このゲームは。
しっかり作りこまれているから、こっちの精度を上げればそれによる達成感がちゃんと得られるような幅を持っているが、あんまり操作がうまくないヒトでも
何とかなるような緩さがしっかり残されているのがいいんだな。決して簡単では無いけど緩い方への許容幅が大きい。そういう優しさを多く感じる。
ハードな戦場ばかり最近さ迷っていたからこういう優しい世界(内容はすげー殺伐としてるけど)はいいね。こんな方向性があるんだね。知らなかった。
これからしたらゼルダなんかは相当ハード。任天堂も割と結構死んで覚えろってつけ放しているメーカーだしな。
オープンワールドならスカイリムもクリアしているけど、あれもいろいろと厳しい世界だった。厳しいけどそこに適応できたときにすごい楽しみが開けるんだけどな。
これだけ優しいのに、戦闘難易度優しい、とかも用意されている。やったことは無いけど。
これはこういうオープンワールド系ゲームやってみたいけど、敷居高そうなんて思っている人には非常にお勧めなんではなかろうか。

ちなみに今20時間ぐらいやってるのかな。島の南側、半分ぐらいは開拓したかなぁ…?ってぐらい。
割と探索して回ったり、サブクエスト拾いまくったりと丁寧に進めている。