青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

GoWクリア

中盤、首が仲間になるあたりで戦闘が面倒臭くなったので「易しい」に難易度を変え、湖の水位が最低まで下がったあたりでサブクエストの回収はやめる。サブクエストは最初やろうとしたけど、この段階で敵に全然勝てなくなったのでもうやる気が失せた。で、もうメインの回収だけでいいやとメインクエストのみ追っかけた。
しかしながら物語終盤に行くほどこのゲーム中身スカスカになっていって、そのスカスカを面倒くさいだけの作業で間延びさせまくっている印象。首入手あたりまではなかなかの密度感あったんですけどね。なんかそれ以降はほんと作りかけで無理やり販売しちゃったって感じが強いです。いくつか気になった点を追加。
・結局ほとんど役に立たないMAP表示
・MAPが役に立たないからあんまり役に立たないクエスト一覧とか。
・双方向になるのが終盤すぎてメインクエストではほぼ使う機会のないファストトラベル。
・メインクエストは基本的に昔からの一本道を進んでいくだけの展開なのでそもそもファストクエストも、オープンワールドっぽい湖も正直いらない。
・たくさんの多次元世界を移動し探索できるかの如く設計されているが、ほとんどの場所に行く必要もないし、行ってもほぼ何もない。序盤はメインシナリオにもかかわっていたのに、明らかに途中で捨てられた感爆発。
・戦闘は難易度設定がもうよくわかんない。サブクエスト関連の敵はやたら強く(固い、火力高い)でやる気起きない。
・中盤以降はほぼ新しいタイプの敵が出ない。全部使いまわしだし、ボスも山頂で出るドラゴン以降はいない。ラスボスは結局開始時のバトルとやること変わっていない。
・終盤になればなるほど、遅くなるエレベータの移動。同じことをただ延々とやらされるだけの戦闘シーン。山頂へ上るあたりですべての仕掛けも出尽くしている感あり。入手して移動する場所が増えてもいちいち面倒くさい手間が増えるだけで楽しくないミノ。キャンセルできず無駄に長いセリフ。兎に角中盤以降はいかにしてプレイ時間を引き延ばすかって事ばかり感じさせられて作業感が強くなっていき、ただただ苦痛。
・シナリオはまぁ悪くは無いんだけど、なんかやっぱり終盤のシナリオが削除されている印象がある。息子が復活して増長するあたりから。なんかそこから彼の精神が持ち直すまでの展開がなんかスカスカ。いつの間にか元の素直キャラに戻っていた印象。

まぁほんと、前半と終盤でがらりと印象が変わるゲームでした。前半はまだ悪くないんですが(全体の問題はありますが)、終盤があまりに適当感。もうそれで一気に萎えました。
色んなスケジュールの都合とか、もしかしたらDLC展開の計画とかあったのかもしれませんがあまりに本編の作りが雑でこれじゃぁ評判悪くなるだろうな。と思います。北欧神話ベースの話にギリシャ神話が絡んでくるとか色々と面白くなりそうな要素はあるんですけどね。全部尻切れトンボです。

メイン終了でクレジット見た後に、一か所だけ前半から行けるサブクエストに行ってみたんですが、後半のあのスカスカ感がウソのように、仕掛け豊富だし、戦闘もスピーディー、エレベータも早い(w)。なんか別ゲーでもやってるのかの如く爽快感がありました。でもそれ見てもう満足。そっとアンインストールです。