青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

TMNETWORK How Do You Crash It

昨日夕方になんかアマゾンから荷物が届いて「???」と思ったら前に予約していたTMの最新のライブアルバム?だった。3度目のTM再始動でライブを行うとアナウンスされていて、この初回限定版(クソ高い)を買うとライブの先行抽選のシリアルがもらえるとのことなのでそれ目当てに購入した。完全にお布施だ。まぁ中坊の頃から40年近く聞いてきたグループですし、自分の中の音楽観の基礎を作ってくれた貴重なミュージシャンです。ここにきてまだ新曲を出し、ライブをやってくれるってだけで御の字です。感謝です。
夜に付属の今年の1~3がつぐらいにやった配信ライブのブルーレイ版を見たのですが…。ちょっと正直色々ショッキングでした。
一曲目が一番ショックでした。「ELECTRIC PROPHET」選曲はとてもいいのですが…。歌を聞いた瞬間に…「ちょっとまってよ??お前誰よ??」って歌声。確かにウツが病気で手術した後にずいぶん歌声が変わっていたのは把握しています。ライブにもいったし。でもその時は全体的に声が軽やかに、少年のようになったな~って感じで、今までのウツの延長線上にある感じだったんですが、この「ELECTRIC PROPHET」はちょっと…。すっごいノイジーなだみ声。キーも下がっている感じ。高音苦しそう。あの奇麗でのびやかだったウツの声が!???これにはちょっと呆然としましたね…。
で、さらにウツの老け方が一気に加速した感じでもう老人にしか見えない。これは小室も同様。幸い木根はそこまで痩せていないのとサングラスがあるおかげで一番老けを感じませんでした。でもまぁ、お前ら誰???って違和感は強烈でした。ほんと時間は残酷です。
それでも半分ぐらい見ればある程度慣れます。こっちも彼らの老いを受け入れていきます。多分彼らは彼らで老いを受け入れあるがままの今の自分らを見せているんだと理解しました。ウツの笑顔がほとんど見えないのと、クネクネダンスに全然切れが無いのはほんと寂しいです。
新曲「How Crash?」とても初期時代のTMを彷彿させる曲でしたね。最初なんか過去の未発表曲か?と思ったぐらいです。ブルーレイはまだ半分ぐらいまでしか見ていません。ボリューム満点です。選曲はけっこうマイナー曲が多く、昔から最近までちゃんと追い続けてきたファンには嬉しい布陣だと感じています。「Green days」とか「TIMEMACHINE」とかは人によってはなかなか聞く機会が少ない曲でしょうし。
自分も今年で50歳になります。彼らが見せてくれている今は自分らもきっと通る未来なんでしょう。彼らの様にどうどうと老いを肯定していきたいものです。