青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

薬って…

今年の大きなテーマになってきている減薬。糖尿対策してて、パラダイムシフトが発生してさらにある思いに結びついてしまう。
結局今の医者による糖尿へのアプローチって言うのは「ヘモグロビンA1c」「血糖値」というわかりやすい数値的指針を示しそれを薬によって、その数値を改善していくっていうっていうアプローチだって事。こう考えるといろいろ気づく。
あれ。このメソッドって知ってる。まさに血圧のそれと同じじゃぁ無いか?指針が年々厳しくなり、薬依存者をどんどん増やしていっているのも同じだよね。
糖尿医が患者患者への相談などがどんどん雑になっていっているのも、この数値のみのアプローチで患者を増やしていった結果、一人一人への丁寧な治療やサポートをする時間が無くなっていき、さらに数値の改善のみのアプローチしかできなくなる、という悪循環に囚われちゃいませんかね?糖尿科ってどこも患者であふれています。もう完全にパンクしてます。実際、そういう人の多さ、手抜きさで患者が切れている場面も目撃してますし、自分も結局その一人です。糖尿医の、説明は数値のみ、あとは薬飲んどけやってスタンスに不信感を覚えずにはいられませんでした。
糖尿に関しては他にも薬アプローチに対する不信感が強い原因があります。血糖コントロールにおいて問題視されているのは基本的には「高血糖」です。「高血糖」状態を長く維持すると欠陥へのダメージが蓄積され、3代合併症(網膜症、腎症、神経障害 )が発生するリスクが高まる。というものですね。うん。もう怖いじゃぁ無いですか。なんかよくわかんないがすっげー凶悪なボスが3体も!こんなやつらが待ってるのか!?死んじゃう!って思っちゃうじゃぁ無いですか。でも冷静になってよく考えてみると…。高血糖によるこれら合併症は確立が上がる、というだけのものなのですよ。これらの症状は別に普通にしていても起きるかもしれないし起きないかもしれない。ただ普通の人よりはリスク因子高まるよね、って事なんです。さらにこの3ボスですが実はあんまり命にはかかわらないんですよ。網膜症とかいまや相当リスク因子としては低いですよ?もともとは失明する!って言う触れ込みですが、今の眼科の技術舐めてもらっちゃ困ります。普通に復帰します。自分がそうです。神経障害はその先で足の壊死とか有名ですが別に足の指が落ちたところで人間死にません(正直嫌ですけど)。腎症はこの中では一番嫌度が高いと思いますが、それに関しては何とも言い難いです。なぜなら自分は昔の「透析」をすることになったらもう終わり、みたいな知識で止まっているからです。たぶん腎臓に関する医学的アプローチも劇的に進化していると思われます…。つまりね。この三代合併症って直接死には繋がっていないんですよね。これ大事。QOLは低下しますけど。ああ「高血糖」の一番の問題はQOLを低下させることだろうな、って思います。高血糖状態って言わば薬キメて常にラリっている状態です。そりゃぁQOL低下しますよね。
ここまで話してさらに糖尿医にとって圧倒的な不都合な真実があります。糖尿で簡単に人は死んじゃうんですよね。そういうアプローチが確実にあるんですよ。それは「高血糖」ではないんですよね。「低血糖」です。こっちは即座に人が死んじゃいます。こっちの方が直接的にまずいのです。しかも「低血糖」が起きるのは多くは薬による血糖値落としすぎ。つまり薬の副作用なわけですよね。あ、じぶん実際にどのぐらいの人が低血糖腕死んでて、その内訳がどのぐらい薬によるものか、なんて知らずに書いています。だから糖尿医はとても低血糖の事を注意してきます。血糖値測定器のリブレの吸い上げたデータのレポートでも低血糖に対するアラートが多く用意されているのがわかります。これってねシステム屋視点で見るとこう見えるんですよ。リブレなんかは実は高血糖へ対処するためのアプローチとしては作られていないって見えるのです。リブレはあくまで低血糖症で死んじゃうことを予防する目的で用意されているのだろうな、と言う事。そのレポート見てもそうですし、例えば高血糖なんかはグラフが上限350で打ち切られます。天井です。つまりどこまでも上がる高血糖にはあんまり興味が無いのですよ。このシステム。
さらに病院での扱いもそれを裏付けています。以前病院でリブレをつけてもらっていた時は注射系の薬を打つ患者に対してのみしか処方しない、という制約がついていたようです。明らかにこれも注射で落ちる血糖値を確認してね、って裏の意図が読み取れます。
なんせリブレで血糖値の動きを見ることは強大な自衛力を入手することになるんですよ。血糖値の真実が丸裸にされるわけです。この情報を基に科学的にアプローチすれば薬も要らないし、糖尿医も要らないことがばれちゃうわけです。やばいっすよね。これ。
糖質制限なんかも薬否定のメソッドなので相当に叩かれてましたし。リブレもこの前まだ薬を出してもらってた頃に、また出せないかとお願いしたら、なんかとても意味の分からない適当な理由を出されて断られましたし。

ああスッキリした。正直もう糖尿の薬は飲みたくありません。その金があるならリブレつけ続けます。