青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

糖尿病奮闘記(5/19木曜日)


相変わらず起床後にぐっとグルカゴンが効いて血糖値が上がります。順調に暴走している感じです。起きた後に20異常上昇しています。これ前日とかを見ると昼までに250ぐらいまで上昇するんですよね。何も食ってないのに。これがグルカゴン調整機能がぶっ壊れ放出され血糖値を上げているって事なんですね。
ここで少し対策として、どうせ血糖値上がるんならインスリンさんに登場していただいてグルカゴンの暴走を〆ていただこうと。そういう理由で朝ごはんを食べることにしました。


朝ごはん。豆腐プリン(カスタード味)、スモークサラダチキン(業務スーパー)。飲むヨーグルトゼロ(ブルガリアヨーグルト)。
何かを確認しようととりあえず食べてみる。237→273。昼前には235と食べる前ぐらいまで下がる。うーん。ちゃんとインスリン効いてるなぁ。起床後の血糖値上昇は飢餓によるグルカゴン暴走だと思われる。さて、これは体内脂肪を溶かして上がる?筋肉を溶かして上がる?もし筋肉を溶かしているならこの飢餓(ケトジェニック)はあんまり良くないと感じている。しかし体内脂肪を落としていきたいのも事実…。まだグルカゴン対策を考えられていないためメニューは普通の糖質制限です。


お昼ご飯。具沢山味噌汁。ゴボウサラダ。スペアリブ。無限手羽元。スモークサラダチキン(業務スーパー)。湯葉豆腐にネバネバ(オクラ&山芋)かけ。なんか冷静に見るととても良いメニューに見えるよ。オメガが欲しいね。
235→261。あー、上り幅低い。これって朝のインスリンがまだ残ってる、って気がする。明らかに朝より食ってるもん。なんかパラダイムシフトが大きすぎて、一気に新しい要素が追加され、頭の中の血糖値コントロールシステムに大変更が発生してちょっと混乱気味だ。


晩御飯。具沢山味噌汁。ゴボウサラダ。スペアリブ。無限手羽元。湯葉豆腐のネバネバがけ。これまだグルカゴン対策方針が出来ていないメニュー構成だったのですが、わりと水溶性食物繊維豊富ないいメニューとなっています。飽和脂肪酸(肉油)もこのぐらいなら問題ないよね?

夜この後もしっかり散歩(1時間越え)をしています。散歩で159ぐらいまで下がっています。これはインスリン運動効果です。エネルギーの消費です。ただ昨日と同じようにこの後にグルカゴンの強烈な反発があります。すっげー上げにかかってきます。どうせ上がるのならインスリンをぶつけてやる、って事で運動直後にアーモンド5粒と95%チョコをさっと食べています。その後風呂入って上がるとやはり一旦226へと跳ね上がりますが、その後180前後で激しく変動しています。グルカゴンとインスリンがせめぎ合っているんだと判断。夜は180代をキープした模様。

今日のテーマはグルカゴンが強力に作用するタイミングで食事を取る事でインスリンを出させ、グルカゴンの暴走を停止させ、インスリンの力で血糖値を抑え込もうという発想でやっています。
あと日中3食食べてるんですが、朝食べておくと昼の血糖値上昇が極端に抑えられています。さらに夜も同様の傾向が見えます。インスリンがだらだら出続けているんだろうな、と思っています。そのおかげで全般的にイイ感じの血糖値推移になっているんではないかと思われます。

基本的にここ2か月近く記録を見続けて良くわからなかったベース値の高さ、食べないのに血糖値が上がる事などがグルカゴンシステムがわかることで理由付けが可能になりました。理由がわかれば対策も打てるようになってきます。今後は以下の方針をしていこうと思っています。
・糖質は制限していきますが、今より緩くしていこうと思います。血糖値とヘモグロビンにとらわれすぎてもインスリン抵抗性を上げてしまうと糖尿病の改善と言う方向性を見失うからです。飽和脂肪酸(肉系油)の摂取はなんぼでも!って言うのはやめて行こうと思います。食べますけどね。おいしいから。
飽和脂肪酸を減らす分不飽和脂肪酸を増やしていきます。植物由来の油ですね。オリーブオイルもいいのですが、オメガ3,6,9と言ったものが膵臓の炎症を抑えインスリン抵抗性を下げてくれると聞きました。オメガ6,9はアマニ油とかエゴマ油と言った、ちょっと面倒くさいやつらですが、オメガ3はお魚です。今の肉中心からすこし魚を増やせればなぁ、と思ってます。とりあえずサバの水煮かな。

・運動の方向性を少しだけ変えていこうかと。今は食後の散歩がメインですが、ここに運動強度の高い筋トレ系をしっかり組み込んでいこうと。具体的にはダンベル、スクワット、リングフィットなどを考えています。
今見ている動画では食事でせっかく稼いだエネルギーを浪費させエネルギー不足を発生させる食後の散歩に懐疑的な意見も見えましたが、そこは別にいいです。やっぱりまだ血糖値自体は落としていきたいですし、今のペースの歩きなら十分体の強化、血行改善、ドラクエウォークの歩数稼ぎなどといいことは山ほどあります。さらにテーマパーク巡りなどの体力をつけたいのもあります。もうこれは健康と言うより趣味です。

・ただの糖質制限はもうずいぶん古い理屈になってきたかな、と思います。別に悪い物ではないと思うんですが、初期の堀江先生とかが提唱していた物より少し独り歩きしちゃっている感じもあります。確かに思い返してみれば堀江先生等の指導では油の種類についての言及などは有りました。しかしながらグルカゴンについての配慮は少なくても自分が見ていた初期のころには無かったです。ただ自分は長い事堀江先生の記事とか読んでいませんでしたし、グルカゴンの研究が盛んになってきたのが2010年以降のようなので、堀江先生の理論もアップデートされている可能性は高いですが。

糖質制限もまだただひたすら血糖値を下げヘモグロビンを下げる、というスコア重視の戦略になっていると感じるので、自分はもう少し大局的に、2型糖尿病は治せる、という観点でやっていこうと考えています。
ただね、これって実は思い起こせば最初からわかっていた事実なんですよね。40迎えたばかりの、最初に病院で「あなた死にますよ」って言われて糖尿認定されたあの治療時に明確に方向性は出てたのですよ。あなたの糖尿は2型のインスリン抵抗性が上がってるパターンです。インスリンはたっぷり出ています。だから痩せればインスリン抵抗性が落ちて自然に解消していくでしょう。と当時の先生に予言されていたのですよ。結局これなんです。その後糖質制限を覚え一旦ヘモグロビンを下げることに成功し、なんだかんだで人生に自棄になってもう運動も、食事療法も放棄し。その先で結婚し精神は持ち直したけど、薬に頼りだし体重は増えるわ膵臓は疲弊していくわ。さらには陰でグルカゴンが暴走を始めるわ、で今に至ったわけなんですよ。別に薬に頼ったのも、今の主治医が悪いわけでもなく自分自身が食事療法も運動療法も取り組む気が無かった結果なんですよ。全部自分の選択と結果なのですよ。みんなちゃんと救いの手は差し伸べてくれていたんですが、自分がその手を払っていたんですよ。面倒くさいから。

・でもまぁここまで来たらまだまだ自力で藻掻いてみたいと思うのですよ。薬を使えばもっと楽にコントロールできるのはわかります。今ではグルカゴンに作用する薬もあるようですし。ただね。注射は嫌いなんです!もう針打つのは嫌なんですよ。なんか若い頃は注射全然平気だったんですが、ここ5年ぐらいでとにかく注射が嫌いになりました。今の病院で何度も失敗されたのと、あと自己注射が嫌で仕方が無かったです。もうあれするぐらいなら自力で何とかしたい、と思うぐらい嫌になってます。

・今の内科医にはかかりつけのサブスクとしてはお金を納めておきたいんですけどね…。もう糖尿の方針に関してはしばらく放っておいて欲しいんですよね。最初の頃はいろいろ丁寧に話を聞いてくれたりしたんですが、もう最近はぜんぜん話を聞かずに強い薬!と騒ぐだけになってきたので。もうすこししっかり結果が出るようになったら(ヘモグロビンが8代ぐらいまで下がったなら)行きたいかもですね。まぁほんといつもの自分のわがままですね。イヤイヤ病ですね。

メモ
・朝久しぶりにケトンチェックしたらLV2~3ぐらいにケトンが出ていた。これはケトーシス状態に入ったって事だよな?さて、このケトン代謝は体脂肪を溶かしているもの由来?食べている脂肪由来?
ケトーシス状態=飢餓状態。故に筋肉からの糖新生が発生してるって事?筋肉減らされると糖尿の改善からは離れてしまいそうなんだけど…。
・糖尿病=グルカゴンの暴走説が強まってきている。最近のよくわからなかった血糖値の動きを説明してくれる。これによって食事内容、運動方針とかの変更を余儀なくされそう。
飽和脂肪酸(肉系)は糖耐性を上げる。不飽和脂肪酸、特にオメガ3,6,9とかがいいとか何とか。魚とかアマニとかエゴマとか。はぁー。オリーブとバターは…。と思ったらバターってオレイン酸なんだと。むずかしい!