青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

ネットフリックスで一気見。
最初はかなりのレベルでオーバーロードだよね、これ?って思ったがもっともっとライトな話だった。
このてのなろう系?ってやつ、かなり色々見てきているけど、話しをヘビーな方向とかにすると面白くなくなることが多いし、登場人物を増やして群像劇的になると途端に面白くなくなるものが多い。個人的に特に群像劇に関しては日本の作家できっちり面白く群像劇を描ける人はごく稀だと思っている。
本作、わかりやすく主人公劇つよ。で少なくてもシーズン1の間でそれが揺らぐこともなく。転生で劇つよになっている主役ならちゃんと無双してほしいんだよね。そのほうが気楽に楽しく見れて自分は好き。どうせなろう系は既存のフォーマットや情報を使うことで、基本パターン情報の構築を放棄でき、キャラの味付けのみで話を進めるのが多いと思うから、個性的設定が無いものは素直に気楽に見れるライトな作品で良いと思う。どうせ重厚にしたって結局パターン通りの展開ばかりで奥行きなんか出ないんだし。痛快ファンタジー活劇ぐらいがちょうどいい。その点、この作品は非常にライトな作りを最後まで維持していてよかった。なんかところどころに入ってくるエロ表現は余計だと思ったかな。なんかこの作品の自信のなさからのサービスカットなのかもしれないけどそこまで媚び売らなくてもおもろいと思う。
あとなんかやけに料理描写が凝っている気がした。そっち方面を伸ばすのもよさそうだな?と感じた。
気楽に見るには非常にいい作品だと思います。