朝いつものように会社に行こうと家のドアを空けた瞬間世界は真っ白。「あれ？昨日そんなに寒かったっけ？」
ただでさえ体調悪いのに行く気萎える。それでもいろいろ考えて出発する。ノーマルタイヤのSLKで。
道にはうっすら雪。路面温度は-1.5度とか出ている。超怖い。
それでも、普通のところはそれほど問題もなくいけていた。
しかし雪はどんどん強くなる一方。道は大渋滞。
とあるポイントで停止する。ちっちゃい橋の上だ。ブレーキを軽く踏み込むととたんに空転表示。
制御機が動いてｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞとブレーキ音。まともにブレーキが踏めない。
タイヤ自体は止まっているはずだ。速度も殺したはずだ。でも動いている！
よろよろ、ぬめぬめと対向車線のほうに少しずつ確実に滑っている。
道は大渋滞。前も後ろも対向車線も全部車が止まっている。
右前には大型トラックが。
当然ハンドルを切ったところで、どうにもなるわけでもなく、よろよろと動いている。
もうパニック。かなり冷や汗。
が、幸いなことに車はすぐに完全に停車してくれ特に問題は起きなかった。
しかし、もう何も信じられない。今すぐ車を路側帯に止めて走って帰りたい気分だ。
それでもまだ行けるか？とがんばってみたがやはり無理と判断。リスクが大きすぎる。
おとなしく家に帰るころには雪もやんで道も元に戻っている感じ。
どうも出た時間が一番雪が降ってた時間のようだ。
あっちこっちで事故もおきてたようだし（っていうか、みんな良くあんな速度で走るな）。
無事帰れただけでよしとしよう。
