青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

地獄への入り口へ

おどろおどろしいタイトルですが、別にこけても事故ってもいません。地獄の入り口へ行ってきただけです。
朝11時ぐらいに出かける。外は微妙な曇り空。まぁいいか。せめて坂でも攻めよう。そう思い以前の自転車で攻めた醍醐道へ(4/7)。以前はかなりしんどくて何度も休み休み登った記憶ですが、今回は低速ギアでガシガシと休みなく登りきることができました。自転車が良くなってるのもあるし、体力も少しいはついているんだろう。
頂上でココで戻ろうかと迷ったりしたんだけど、ええいいいや!と下って東山へ。この前から次の目的地としていた「六波羅蜜寺」と「六道珍皇寺」へ行って来ました。この辺は昔六道の辻とか呼ばれて生者の世界と死者の世界との境目とされていた町。
今日行った寺はそこにあるなかなか面白い二つの寺なんです。
六波羅蜜寺」には有名な変な仏像があります。

空也上人の像(重文)です。口からみょ〜んと変なものを吐いてます。仏様を6個。それぞれ「南・無・阿・弥・陀・仏」を表してるそうです。仏像の中でも相当インパクトの強いこの仏像。実物が見れてなかなか幸せです。

弁財天。
空也上人像意外にも自分的には珍しかった閻魔大王像や、定番四天王、薬師如来などおなじみの面々が迎えてくれます。正直薬師如来はどこにでもいすぎ。

六波羅蜜寺六道珍皇寺の間にある子育て飴です。幽霊が子供を育てると言う怪談の飴、って事みたいですが調べてみると結構日本各地に同じようなのがあるそうで。

六道珍皇寺。ここはなかなかオカルトな寺です。

小野篁という人がいまして。宮廷官人が昼間は役所、夜は地獄の閻魔大王の下で遣えていたという経歴の持ち主。
その小野篁が夜な夜な地獄に向かうために使っていたのが上の写真の右側にある井戸なんだそうな。そう、ここが地獄の入り口なんですよ。近づいて見れないのが残念です。
他にもここにはさっき珍しいと思ってた閻魔大王像もあるわ、亡者の魂を呼び寄せる鐘があったりとオカルトポイント満載ですね。


寺めぐりを済ませ、その後は気の向くままにひたすら走る。今日は持久力強化と言うことで軽めのギアで出来るだけ長時間連続で漕いでいく練習してました。気がついたら京都中央を走り伏見へ。その辺で走行距離は20キロ後半を超えてたようで、さすがに疲労感か血糖値が下がったのか心が折れそうになってきて、そのまま家路に向かいました。

11〜15時。約33Kmで記録更新。次はノーマルコース(一号線使用)で大津方面かな。距離、工程的には何の問題もないはず。