アニメ映画です。普通の映画最近あんま見ていません。かといってアニメ映画も見てないですが。
作画が旧作とも新作とも違いちょっとリアルタッチの表現が多い。キャラの表情なんかもデフォルメされて大げさな表情が非常に多い。これはチャレンジなんだろう。新しいものを産み出そうとする。序盤違和感があるがすぐ慣れる。否定意見の多かった声も一年もたてばみんなこなれてとても自然。
作品の内容はまぁ周知の内容だが昨今の恐竜ブームに合わせて恐竜の描写が多くなっている印象。ノビタと恐竜との別れを盛り上げるための演出が多く、子供には涙腺ストライクするかもしれない。ひねた大人には少しくどすぎるが。ドラえもんの映画の多くは結構盛り上げるだけ盛り上げといてラストで収拾がつかなくなり第三者の介入で物語が解決する、というのが多くいまいちカタルシスにかける構成が多いのだが、確かこの話も原作ではラストタイムパトロールの介入でけりがついてた様に記憶していたが、今回はちゃんと本人たちで片をつけているように変更されていたのがなかなかいいな、と思った。
全体的に新ドラえもんに対する気合がきっちり感じられ好感が持てるないようだと思ったが、今のお子様がこれを見てどう感じるのだろうか？その辺はわからない。
ちなみに旧作ではドラえもん界の由美かおる、しずかちゃんのサービスカットが定番だったが今回は思わせぶりなカットがあるが、セルフパロディーになっていた。
