青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

映画3本購入

BDの映画、3本かったら9000円キャンペーンとか言うのをアマゾンで見かけて思わず衝動買い。
燃えよドラゴン」「グーニーズ」「ブレードランナーファイナルカット版」映画好きならピンと来る選択ではないかと。
旧作のBD化がどのぐらいの恩恵がある物かみたいのもあった。
取りあえずブルースリー出世作である「燃えよドラゴン」を見る。
1973年に公開され「アチョー」と言う奇声とブルースリーのカンフー(ジークン道)やヌンチャクと言う物を世間に流行らせた素晴しい映画。
内容は語り尽くされてるだろう。カンフー物では定番の復讐がテーマだ。前半、島に渡るまではちょい退屈。非常にゆったりとメイン三人の紹介が行われる。後半はアクションパート。リーの圧倒的な無駄のないアクションが楽しめる。リーのアクションだけは全く色褪せない。設定の古めかしさ、流れの変さはあれど彼が画面に出るだけで引き締まる。やはり名作だった。
BDの画質だが当然のことながら16:9サイズがいい。やっと映画本来のサイズで映像を見ることができる。画質もおそらく限りなくクリアーになっていると思われる。当然古いフィルムの映像をリマスタリングしての物だから最近の最初からデジタル撮影されている映画のような圧倒的な繊細感は出せないにしろ、ノイズのないクリアな画面はとてもいい物に感じる。当然大画面で見るなら必須のクオリティーとなる。
音質は当然クリアになってるんだろうが、最近の映画音のようにウーハーを鳴らして迫力を出すような音の作りがされてないのは、ソースがそうなっていないからだろうけどちょっと迫力不足か。もしかして英語版で見るともう少し音が正しく分配されるのか?(うちは3.1Ch構成)。最近洋画を見るときは基本的に日本語吹き替えだからねぇ。字幕読むのめんどくさい。映画との一体感が失われる気がする。ちなみに自分も前疑問に思ったことがあるんだが、一部日本語吹き替え版なのに英語の場所が存在します。この映画の場合始まったばかりの場所にそういう場所があり、「あれ?これきり変わってるの?」と感じる場所が存在します。これは日本語吹き替えをBDを作るときに録音した物ではなく、古い映画の場合はテレビで公開したときの吹き替え音声を使用するから起きる現象なんですよね。昔は吹き替え版の上映なんて無かったし。で、昔テレビで放送する際にはだいたい2時間の枠に映画を収めないといけなかったので(たぶん90分ぐらいに尺を縮めてたと思われます)、カットするシーンが存在してたわけです。そのカット部分の日本語吹き替えは行ってないためにソースが存在しないわけなんですよね・・・。まぁ、今更日本語吹き替えを収録しなおして値段をつり上げろとは思わないのでしょうがないですが、古い映画の日本語吹き替えは注意が必要です。

まぁしかし、BDの旧作映画も3Kを切る値段になってくるととても価値がある気がするね。映画館でリバイバル上映されない限り迫力のあるクリアな映像を再現できない昨今において、こうやってお気楽に当時の迫力を味わうことができるのは幸せで贅沢な物だ。BDを家で見れるような人はぜひ映画文化という物に敬意を表す意味も込めて、こういう旧作映画を購入してみてもらいたいと思う。

ついでに、やっぱ日本でのソフトは高いよ。これでも。この値段の高さって料金の中にいろいろ変なお金が上乗せされてるからなんだよね。レンタルの代金とか。今回は日本版買ったけどBDはやはり日本版買うのは無駄が多そうだな。ブレードランナーもなんか5枚組のボックスが出てるようだし(当然海外版は安い)。旧作買うときは日本語字幕や吹き替えの有無調べて海外アマゾン直輸入に切り替えよっと。

燃えよドラゴン [Blu-ray]

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