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暇だったのでこのシリーズを読んでた。ナチュラルな視点で新左翼ってものの近代史が語られている。なんとなくぎりぎり映像とかで見たことのある情報だったんだけど、具体的なことは基本的に首を突っ込まない限りは教えてもらえない事実ばかりなのでとても興味深く読めた。
しかし、今の段階の世代層ってこういう時代を多感な時期に生きてきたわけだ。そりゃいろんな意味でパワフルになるわ。しかし、こういう新左翼運動に参加していた人たちが今では権力であり、権威であり、経営陣である。自分らが壊そうとしたものにずっぽり浸りきりわがまま放題なのはどういうものかと。あと、こういう歴史があるから今年の占拠のようなことが起きるんだろうね。
右翼は右翼で気持ち悪いとこもあるし、極端はよくないよ。と、のほほんと生きた世代のせりふ。
