青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

規制キタ

http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111028premiums_1.pdf
グリーやらDeNA対策来ちゃいましたね。まぁチョッと前から「無料」を謳うのはあかんよーって言われて、CMとかでは基本無料とか無料の表記がなくなったりはしていますが。ただ無料釣り商法については無料で出来ることできないことの明示化が必要、と書かれていますね。まぁこの辺は別に今の課金スタイルを潰しているわけではなく、マルチ商法とかと一緒で「嘘ついたり、内容をあやふやにしたままのセールスはすんな、ボケ」って言ってるだけですね。
それより面白いのは第2項以降。口コミサイトやアフェなどでの自作自演を止めなさい、って言ってますね。通販なんかでやっている輸入超割高ダメ商品(大損とか〜)の露骨なまでの宣伝専用の個人のふりしたサイトとかすげー多いですしねぇ。食べログとかも最近当てになりゃしないし。
さらに次も面白い。「フラッシュマーケッティング」って言葉が出てきます。こういう言葉知りませんでした。何のことかと言うとグルポンみたいなクーポンを配る商売の事と定義されています。
ここであかんよ、って書かれてるのは「二重価格の禁止」と「過大(嘘)広告の禁止」。
二重価格はあれです。実際にはランチは通常1500円で提供されていたものを「ランチ2000円を50%OFFの1000円で提供!」ってやっちゃうやつです。割引のお得感を強調するために、通常より高い小売価格を設定してそこから割り引くってヤツですよね。あれ?これってフラッシュマーケティング以外でも見ませんか?「特売!豚肉全品50%OFF販売!」とかってスーパーとかで見ますが、明らかに平常時よりグラム単価上がってるんじゃね?って思ったり。こう言うのはいいんでしょうか、消費丁どの?
で「過大(嘘)広告の禁止」はあれですね。おせちですwまぁ実際行って見たら写真と違う!書いてある内容と違う!クーポン買ったけど予約全く取れへん!ってヤツですね。ほんと悪質ですよね。
これと同様のことがアフェに対しても勧告されてますね。これはアフェを張るほうが悪い、とはなっていないようですがイマイチ煮え切らない書き方ですね。あとこの内容はずばり楽天さんが対象ですね。楽天の広告はホントあほっぽいのが多いし。
最後のドロップシッピングってやつはチョッと対象がわかんないですね。形としてはアフェとかマルチ商法にかなり近い印象を受けます。

1.在庫を持たず販売サイトを作り宣伝。
2.実際に注文を受けると胴元に注文。
3.胴元から販売サイトに報酬が支払われる。
4.胴元からメーカーに発注依頼。
5.そこから販売サイト名で消費者に賞品発送。
というビジネスモデルらしい。んー…。アフェとの差がわかり難い。
ここでは別にこのビジネスモデルが問題と言ってるわけじゃなく、やっぱり「二重価格の禁止」と「過大(嘘)広告の禁止」ですね。
こういう商売やってる人たちってやっぱりその方向性に流れやすいんでしょうね。


読んでみると結局、情弱なバカやらガキを釣るのはほどほどにしときなよ!って事か。良くわかった。
実際のところこれを破ったからと言って明確な罰則規定があるわけでもなく、さらにマルチとかと一緒でこういうのは限りなく一般ビジネスとの線引きが曖昧で(実際マルチとかをガッチガチに規定して法規制すると、お仕事できなくなる一般企業も多いはず)難しいところが多いけど、ほどほどにしないとガツンと行くよ!って抑止力としてはいいと思うね。
これ読んで自分的に今回一番槍玉にあがってるのは「ぐるーぽん」などのクーポンサイトだろうね。ありゃ正直カス商売だと思うしな。っていうか、アレいまだに成り立ってるのか?
もしもしゲーは別に課金商法を規制してるわけじゃなく、あくまで宣伝方法、売り方をちゃんとしなさいって言ってるだけなんでやることは今までどおりだし、宣伝も何ぼでも逃げ道あるでしょう。
ペニーオークションの禁止は出ないのかな?消費丁さん。

ああ、あと自分のところはアフェ成分ゼロです。アマゾンの紹介リンクを乗せてるのは単純に写真取るのがメンドクサイから。