青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

アントマン

マーベル社の日本では割とドマイナーなヒーロー。自分の知っている漫画作品では収縮、拡大自由のヒーロー。あんまりいい感じのヒーローではない印象。
映画版では初代では無く2代目の話となる。元泥棒の主人公が娘のために復活をかけアントマンをやっていくと言う感じの話。全体的にコメディータッチで、かつ単体ヒーローものとしては弱い感じが有るところは、うまくこれから先のアベンジャーズてきマーベルユニバース作品とのつながりを見せ今後の展開を見せてあり、近年マーベルユニバース物を見ている人間への配慮はしっかりできている。世界観の補完としても良い。ちなみに時代背景的にはちょうど先日やっていたアベンジャーズ・エイジオブウルトロンの直後のようで見ている人間とシンクロしている。そういうセリフや展開が少し織り込まれている。
内容的にヒーロー誕生ストーリーと自分の家族と、博士側の家族の絆の修復と言う大変わかりやすい展開を丁寧に、コメディー交えて見やすく展開。アクションシーンも変幻自在の展開、スピード感と文句なし。その分敵についての描写は少な目な気がするが、無駄に本編を長くするよりはいい気がする。
結果わかりやすく好感の持てるヒーロー物としてコンパクトにまとまった良作と感じた。まぁその分当然派手さに欠けコンパクトなヒーローなんだがw
あんまり期待していなかったけど、アベンジャーズAOUキャプテンアメリカシビルウォーの間をうまくつなぐ、ファンなら必見、マーベルもの好きにとっては世界観を広げるのにぜひ押さえたい一本だろう。最近のマーベル映画にしては117分とお尻に優しいのもポイントが高い。