青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

携帯型ゲーム機

携帯型ゲーム機といってもDSLでもPSPでもなく、かといってGameBoyでもない。Game&Watchなどに代表される「電子ゲーム」と言われるジャンルのことだ。1980年代前半に爆発的HITを記録し、子供のおもちゃの代表選手となりファミコンへとつながるゲーム機だ。
ゲーム性は極めてシンプルでほとんどのゲームは、避けるかキャッチするかのタイプに分類される。中にはシューティングゲームのようなものやパズルのようなもの、テーブルゲームみたいなのも存在はしていた。まぁでも一個の本体でほとんどのものは1タイトルのゲームしか出来ない。
こんなシンプルな内容だとやはり今やるととてつもなく単純なゲームであり、ゲームとしての楽しさを求めることは難しい。ただし、それでも熱いゲームはとても熱中度が高い。
しかしながら今この手のゲームを購入すると言うことは、基本的にはコレクションであり、幼少の頃へのノスタルジーの想いを満たすものでしかない。
最近ゲームショップなどでもアンティークとして取り扱っている店も多いが、大抵ありえない値段だ。ちょっと前までは指をくわえてみるしかなかったのだが、最近ヤフオクではこのジャンルのバブルが終わりコモンレベルの品物なら中古として正しい値段で購入可能になってきているようだ。
目利きの要素がいらなくは無いが中古箱切なしを探せばかなりの安値で購入が可能。コレクションをするなら箱説有りなのだが、完品状態になると値段が跳ね上がる。特にGame&Watchの初代シリーズと終盤、日本未発売物は数万円になることもちらほら。完全なコレクターズアイテムだ。数の出回りの多いG&Wワイドスクリーンシリーズですら完品だと1万円台で取引されることが多い。こういうものは転売ヤーやコレクター相手なので手を出さないほうが無難。あと、当時のバンダイが出していたゲームデジタルシリーズも人気が高く、特に初期シリーズ物はG&Wとほぼ同等のグレードとして扱われる。
狙いどころは1000円台の本体のみのもの。G&Wワイドスクリーンシリーズが狙い目。G&W初期は基本的にワイドスクリーンの数倍ぐらいの価格。マルチスクリーン物は2〜3倍ぐらいが相場。本体のみで購入時注意するポイントは、液晶の状態(経年劣化で液晶表示が薄くなってるものがある)、本体の綺麗さ(これはピンきり)、あと重要なのが電池蓋の有無。電池蓋のみで商売してる人がいるくらいここは重要ポイント。無くても無理やり動かすことは可能だがさすがにそれはやめた方がいい。
これだけのポイントに注意すれば昔懐かしの電子ゲームが手ごろな値段で購入可能である。当時目を輝かせてプレイしまくっていた世代の人間にはなかなか面白いアイテムだと思う。自分とかはG&Wのオクトパスを時計代わりにデスクに置いている。
ちなみに添付画像のオクトパス画面はGB版のものでありなんか画面の比率が実機と微妙に違っている。横が少し圧縮してある感じでタコのイメージが気持ち変わって見える。