青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ロックスミス

昨日届いていたんだが昨日はずーっとダークソウルやってたもので。
普通よりチョッとだけ大き目の箱を開けるといつものPS3パッケージとちょっと細工がしてあるシールド線。片側はUSBですよ。PS3直結ですよ。
早速起動。いきなりチューニングから始まります。弾いた音がそのまま出ます。PS3アンプです。チョッと感動。
このゲーム、今までのギターゲームとは根本的に違うものです。ギターヒーローシリーズ、ロックバンドシリーズは既存の曲のギターパート(とかいろいろ)を流れてくるノーツに合わせて操作を行うと、その場所にもともと有る演奏が自動的に流れる、っていうシステム。ノーツに合わせてピッキングしてるとプロの演奏がガンガン流れて気持ちえーー、って言うエアギターの延長にあるものなんですね。プロの曲聞きながらそれっぽくかき鳴らしてるだけなんですよ。ロックバンド3でほんまもんのギター使ったコントローラーもあったけど、これも基本的にはコントローラー。必要な情報はどこのフレットを押えてるかと、ピッキングがされてるかっていう情報のみで、弾いた音が出るわけじゃないんだな。コナミギターフリークスなんかはもう少し演奏してる感がある、カラオケが流れるんじゃなくて、その場所に割り振られている音が弾いたタイミングで出る、って言うものになってるけどやっぱ別物。
このゲームはそもそもの発想が違って弾いたギターの音が指示されたものにあってるか、を判定してるゲームなんですよね。コントローラー関係なし。音のみの判断。アンプと同じだからタッチノイズも出るし、倍音も出る。ミュートもなんでもある。
オケ譜に合わせて演奏をするソフトなんだよ。ある意味初めてのギター演奏ゲーム。ギター演奏シミュレーターじゃなくなったんだ。
だから弾いててもプロのうまいギターは聴けない。自分のへぼいギターしか流れない。これはギターを弾く喜び、難しさを教えてくれる。ロックバンド3の様にただただ機械のような正確さを求めるのとは違う良さもある。ロックバンド3は正しいタイミングで、フレットが正しく押えられ、正しいタイミングでピッキングがされたかでデジタルにOK/NG判定だったが、こっちはまぁ何となくちゃんと音が出てればいっか!と思わせるものがある。もちろんそんなんじゃスコアは伸びないけど、でも弾いてるって事が重要なんだな、と思わせる。
さらにこのゲームはもうゲームって言うか、ギター練習ソフトの側面がかなり強いと思われる。今までの様にオケ譜に合わせてやる演奏モードも他のギターゲームと違いリアルタイムに難易度が変わっていくのが面白い。最初はすごく簡単な譜面なんだけど、それが弾けてるとどんどん難しい譜面が流れてくるようになる。それについていけないとすーっと難易度が落ちていく。と言うことで単純で簡単な演奏を延々とやっていかないといけない、ジャなくて今の自分のレベルに合わせて勝手に譜面がいいところを選んでくれる。これは新鮮だ。気を抜いているといきなり練習もなんもしてないコードとか出てきてびびる。
さらに単純に左手の特訓用ミニゲームなんかも用意されていて、指定の場所を延々と引き続けるもぐらたたき的ゲームとか、指定のフレッド〜指定のフレッドへスライドすることで移動できるゲームとかなんか色々用意されている。これを自由に操作できるようになったときは無意識でその場所へ手が動くようになるに違いない。

まだ譜面の見方が頭に叩き込まれてないので、その辺は悩ましいところだがこういうのは慣れだ。久々のギター弾きで左手の指先が痛い。この痛みが心地いいんだがな…。
『Rocksmith(ロックスミス)』実際のギターでロックする新たな音ゲーが誕生! - ファミ通.com

ちなみにうちはREGZAのゲームモードHDMI接続、音声はアンプに光出力で遅延は全く気にならず。テレビの音声とアンプの音声は気持ち(0.5秒以下ぐらい?)の差があるのは認識してるけどどっちが遅いのか良くわかってない。