青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

今の職場のSEさんがすごくキツイ。すごくいろんな事知ってて勉強もしてて元PGでプログラムに関しても相当なレベルな人だと。
ただすごくオラオラ!な所があって、自分の理論が完璧にならない限り首を絶対縦に振らないし、人の言う事も専門用語を使って会話をしないとぜんぜん理解してくれない。意図的にそうしてる感じもするが。まぁ、なんにせよ噛み砕いた説明が全く通用しない。かといって知らない専門用語を使うおそれを完全に説明しないとこれまたわからん!で耳をふさぐ。話すほうも相手も100%隅々までわかってないとお話が出来ない。自分は勉強してないからそういうテクノロジー用語がホントにわからない。一回記憶してても記憶力が無いからどんどん無くなっていくし。もう最近は話す気が無くなって来ている。
その上、その人が自分の理解した内容で話をしてて、それは違うなぁーと思って話そうとすると全部「最後まで聞け」と割り込みは許さない。自分は結構割り込んでくるんだがな。
とにかく攻撃的で自分が納得しない事はがんがん突っ込んでくる人。と言ってもたぶんこの人は仕事熱心でこんな感じで、別に悪気があるわけではない。そう思ってその人と話をしてるとだんだん面白くなってくる。この人は何を言ってるんだろう?なんて思いながら。もう中途半端な意見は片っ端からはじくか曲解されるから知らない事は「わかりません」で止める。相手もそのほうが良いようだし。まともに相手してたら心持たんわ。


自分はそういう戦い方をしてきた人間ではない。全く別な戦場で戦ってきた。そういう戦場での戦法は身に着けている。その持ってるものだけで戦うしかない。結果から見れば十二分に戦えているではないか。問題ない。むしろ誇るべきである。この異世界での戦場でも十分戦える。ただコマンダーと会話は出来ないけどな!


もうひとつちょっと話は変わるがそのSEさんがPMもやってるからスケジュール管理とかもしてるんだが、結構スケジュールが守れない、スケジュールが明確ではない事に関しては上と同じようなガンガンにきつい攻撃を仕掛けてくる。スケジュールに関しては自分は常に前倒しだから縮めることはあっても伸ばした事はないから攻撃される事はないからいいんだけど。ほかの人を見てるとホントキツイ。
でもそれだけキツくてもやっぱりスケジュールはうまくいかないんだよねぇ。結局スケジュールの遅れのまず第一要因が上流工程のスケジュール観の無さから来ているし、作るほうは作るほうで全く未知のテクノロジーを実装するのに何日かかりますか?と言われたって実際努力目標以外に語りようが無く、勉強していく上で問題が発生した時点でたいてい努力目標は破綻する。
でも結構いろんな職場をさまよった自分だが、ガンチャートまたはそれに類似するスケジュール管理以外のスケジュール管理、プロセス管理をしている職場、人を見た事がない。何でだろうね?予定が正しく動かない原因はいつもこの二つ。「上流が正確な仕様を出さない」か「下流が正確なものを作らない」。でいろんな改善策的なことをやるけど中流的な話はあんまり出ない気がするね。そんなものなのかね?


と、なんだかんだいいつつ自分は今は目の前の仕事をただ黙々とこなすのみ。上流も下流もねぇ。あるのは我流のみ。それが楽でよい。