青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

マンオブスチール

鉄の男。と変なタイトル付いてるけど「スーパーマン」のリブート作品。8/30に封切したばかりなのに公演少ない。今日劇場行ったら「風たちぬ」に行列が出来てましたよ。昨日テレビで赤豚やってたしねー。テレビの力すごい。「風たちぬ」そんなたいした映画じゃないと思うんだけどねー。ちなみにまた3D吹き替え。客20人は入ってなかったなw
スーパーマンのリブートなのでスーパーマンが地球に来る理由、地球での生い立ちまでしっかり描かれている。全体の1/3は過去の生い立ちに付いて描かれている感じか。敵が地球に現れてからはとてつもないテンポでのアクションシーンの連続。ヒーローの中でも最強クラスのスーパーマンの切れっ切れのアクションがこれでもかってほど表現され、アクション映画としても十分面白いです。ただ、スーパーマンって空飛んで、力が強くて、無敵ボディーでってぐらいなのでアクションの大半はスピードに任せたぶつかりあいがメイン。単調な分を速度で見せ付けてます。新クラークケントは特に違和感は無くスーパーマンらしいですよ。
またスーパーマンと言うキャラの特性がきっちり描かれていたのも好感が持てます。スーパーマンってほぼ無敵最強クラスの能力の持ち主なんだけど、とてつもなくマジメで純粋な正義キャラなんですよね。理屈じゃなく、ただ人間を助けたい。人間の正義を体現したい。自分の善悪は無く、人類の正義をただただ助けるだけのヒーロー。そういう純粋バカな部分も存分に描かれてます。彼が闘うときは自分の判断ではなく世間の声が全て。世間が助けの声を求めるからそれにしたがって動いているだけ。そういう脆さもしっかり描かれています。
長い映画ですが僕は余り気にならなかった。かなり純粋なヒーローアクション映画に仕上がっています。面白いと思うんだけどなぁ…。この人の入らなさはナニ?やっぱテレビの力、まだまだ健在、って思い知った。

スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード (ShoPro Books)

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