青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

足らないものだらけのこの世の中

なんだろうね。なんで自分はこんなに渇望してるんだろうね。何にこんなに飢えてるんだろうね。もっと大人になれよ、って最近常に思う。職場で珍しく大半が年下。30前半の生きのいい年代の奴ら。さらにできる年上で今の職場での職歴一年差。まるで自分の立ち位置が見えないね。若い人たち相手にどうふるまえばいいのか。こういう職場で何をすればいいのか。なんとなく宙ぶらりん。別に仕事できないわけではない。たぶん要求予想以上の成果は出している。でもなんか渇望している。もっと自分はできるってことに?いや、できやしないさ。そういう求め方はダメだよ。もっと大人にならないと。生意気な若い人の態度にも丸く丸く接していく。なんで自分はこんなことしてるのかよくわからんけど。もういちいち切れてる年齢じゃないんだよ。人の振り見て我が振り直せ。そんな事ばかり思ってしまう。じぶんもたぶん同じころに、同じようなことをやってきたんだ。そのときの年寄りたちはどうしてたんだろう。
婚活もそうだ。タイミングの問題がいろいろと重なる。っていうか基本的にこんなところに来るような年寄りは、みんな一人を満喫してるやつらなんだ。俺も含め。でも渇望してるんだ。きっと何か甘くておいしいものがそこにあるんじゃないかと。でも、それを手に入れ方がみんなわからないんだ。周りにある手軽なエサを食べることに手いっぱいで、どうしてもどうやったら取れるかわからない木の実を思考錯誤して手に入れようとは思わないんだ。金さえ払えばある程度は手に入る世界だし。でもきっとそこには禁断の甘い果実があるに違いない。そう思って、バカみたいなやり取りを続けていくんだ。
そこそこ働けて、おいしいもの、おいしいお酒、時々バカができる仲間達。そんなものが周りにあるのはきっと足りてる世界なんだと思う。でもやっぱり刺激がほしくなるんだ。無いものねだりをしたくなるんだ。あれもおいしいそう。こっちもおいしそう。そういう渇望で世の中は満たされてるに違いないんだ。

一人で満たされた車に乗って、素敵な歌を歌って、今晩のおいしいおかずと酒を考える。十分なはずだ。きっと。
でもやっぱり僕は渇望している。泣きたくなるぐらい。どこまで行ってもきっと満たされない。なにもきっと自分を満たしてはくれない。ああ、きっと自分を満たすのは死と言う絶対の世界だろうな。かといってそんなもの今はまだ求めちゃいない。いや、きっと他の人より早くその日は訪れるだろうし。

酔っぱらって、こんなバカなことを考えるオッサン。体は死にかけ、中身は子供。まぁでもきっと楽しいんだな。毎日あっという間に過ぎていくよ。