青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

O社の健忘録・2

S氏の存在。S氏は身障者で社長の友達、と言うので社長は助成金も含め会社で使っていたようだ。ただもともとはこっち業界のエンジニアだったが能力的にはいろいろ問題が多く正直仕事は出来ない人だった。カッコだけはつけているが。社長はS氏を手元に囲い外に出さず。で、俺の担当営業と言う肩書きを与えた。これがまずかった。俺はS氏と遊んだことはあったが仕事は知らなかった。いざ働き出してみたら全く仕事はしない。大口はたたくが仕事はしない。俺はどんな破綻者でも仕事さえきっちりやってくれればそれなりに評価もするが、こういう口だけのやからが大嫌いだ。全く働かない(そもそも会社にすら来ない)人の存在が許せるわけも無い。ただそれでも自分に被害が及ばなければ良かったが、行った会社がとんでもなくきついG社。当初1ヶ月ぐらいの契約で請けた仕事を俺と相談もなくどんどん伸ばしどんどん俺を追い込んだ。俺は単価アップや早期の契約解除を要求したが結局S氏はいい返事をするだけで何一しなかった。嘘で塗り固めた。大体G社の仕事を抜けたのですら、中間ロビー会社(当時5社ぐらい間が噛んでいた。そりゃ儲かるわけも無い)の営業と直接交渉をし話を進めていたのだ。つまり自分の営業マネージメントを自分でやっていたのだ。でもS氏は会社に雇われ続ける。当時は助成金ビジネスを知らなかったのでなぜこんなおっさんを雇って給料を払っているのかわからずただただむかついた。社長にいろいろ直談判もしたが歯切れが悪かった。かっこ悪かったんだろうな。助成金ビジネスで成り立っていた状況を説明するのは。