青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

セキロ

フロム期待の新作。死にアクションRPG仕立て。和風忍者活劇。忍者になって機敏に動き回り、立体機動が可能になる。買う前はは全然路線変更かな、って思ってみていたんだけど買って立ち上げてみると。おなじみのでっかいタイトル。ロード画面と説明文。右上に漂う炎。もうこれだけでフロムだなぁ・・・。始まって操作をし始める。確かに軽い。でも漂う死の気配は確実にフロム。ミスすると即死しますよ~って雰囲気がガンガン漂う。でもまだチュートリアルステージはそこまでフロム感は低いかな。
本編開始して、鉤爪手に入れてから一気に立体機動の感じが高まる。今までと違ってマップ内を立体的に飛び回って攻略していく。操作感はとても洗練されていて不自由ない。よく作りこみがされている。軽快なアクションに最初は新しいな!って思うのだが、やり始めてしばらくすると、結局安全な場所を探してそこから敵の配置を読み、攻略を考える。基本は一対一になるように試行錯誤する。ミスると一気に状況が悪化する。アイテムには薬、篝火的仏。変な人が集まる町的な寺。あれれ、、なんだこれ、まんま今までのフロムゲーだ。和風の皮を被っているだけで根本的なシステム周りは殆ど変わっていない。なんてわかりやすい。戦闘も軽いかと思ったけど、結局やってる感覚は実は今までとあまり変わらない。敵の動きを見切り、配置を見切り、確実に一人ずつ殺していく。立体的に動けるようになっただけで頭のロジックは今までどおりだ。自分的には立体的に動けることで高さの概念をきっちり意識してMAPを頭に入れないといけないのが少々辛いかな。まぁその分落下死的な事はすごく減っているけどね。
忍殺システムのおかげで戦闘が楽になったか、と思わせておいて結局スピード感がちょっと上がっただけ。もうどこもここも死ぬ。配置は限りなくいやらしく、試行錯誤を要求してくる。ボスは相変わらず強い。あっさり攻略できる場所なんて無い。でも一度攻略できてしまうと意外にその場所は楽々いけたりするのでバランスは相変わらず絶妙だ。
現在過去編ボスで詰まっている。どうもボスバトルは心が弱いんだよな。ビビッてしまう。フロムゲーするといつもそうだな。死ぬのが怖くて腰が引けて、結局押されまくって死んでしまう的な展開。思いっきり強気に攻めないとうまく行かない時が多いんだよな。でも死ぬ時は死ぬ。このバランス感覚がほんとフロムゲーって思えてくる。
平田屋敷のボス戦は基本超乱戦。ただ時間をかけてうまくやれば雑魚だけ地味に忍殺しきって1Vs1に持っていくことは可能。でも時間がかかった挙句、それを繰り返すことを思うとどうしても腰が引けてボスとまともに対峙できない心が弱い俺。
仲間を使って正面乱戦も結構悪くなく、仲間が死ぬまでに殆どの雑魚を片付けることも出来る。でも結局ボスに睨まれて心が折れる・・・。困ったなぁ。今回はRPG要素が薄いため、稼いで強化して進む、が出来ないのが辛さに拍車をかける。さて、どうしたものか・・・。
考えられる攻略としてはアメ駆使して、囮の仲間を出来るだけ守ってボスと2VS1の構成まで持っていって殺す、かな。アメを惜しむなだな。