青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

姫路紀行1

昨日の夜は軽く飲んで疲れに任せて寝たので早かった。そして安定してきた眠剤なし。おかげで朝3:30ぐらいに目が覚めてしまう。となんとなく寝直しする気にもなれず起きてMPQやったりダークソウルやったり。頭の中でもやもやしているものが・・・。7時ぐらいに風呂に入ってボーット考える。今日はいい天気・・・。来週はUSJ・・・。入梅・・・。しばらく週末は雨の可能性が高い・・・。今日はいい天気・・・。で、ガチっとスイッチを入れる。よし、行くか!直ちに彼女を起す。彼女さんも昨日の夜俺が少し口走っていたので予想はしてたようで、ぐずらずに起きてすぐに風呂に入る。せっせとお出かけ準備。9時前には家を出る。
名神を走り山陽道へ。2時間も走らないうちに姫路に到着。そう姫路。姫路城を目指す。雲ひとつ無い快晴。絶好の行楽日和だ。来て正解だ。そう姫路市立動物園(付属遊園地)。WEBで調べてここにビックリハウスがあるとわかったのでどうしても着たかった。平成の大改修後の白鷺城よりもこっちだ。今日の目インディっ主はビックリハウスなのだ。市営の姫路城公園の駐車場に車を停める。一日停めても900円とお得感がある。城周りを遊ぶにはここで十分だろう。停めて公園内に入ったらすぐに動物園入り口がある。おそらくこっち側は裏口。しかし裏口は遊園地コーナー直結。入るとガラガラ、って事もなくそれなりにほのぼのファミリーが結構きている。刺激の強いいまどきの大型テーマパークより、こういう緩さも捨てたものじゃない。みんな誰も走っていないし、目も剝いていない。みんなのどかに微笑み顔でのんびり見て歩く。子供たちのはしゃぐ声とクレ55をさしたらいいような「キーーー、キーーーー」という遊具から響いてくる軋み音。ああ、のどかだ。実に牧歌的で和む。入って周りを見渡したらすぐに目的地のビックリハウスはあった。バックに壮大な姫路城を背負いながら、ほぼ掘っ立て小屋な真四角な建物。入り口は開放されていて、係りのおじいちゃんが入り口にいる。さっそく乗り物券(150円)を購入して乗り込む。じいちゃんに乗り物券を渡して中に案内される。もう入り口〜中へ向かう通路はむき出しのボロボロ。でもそれが怪しさを醸し出してて気持ちを盛り上げる。中に入り鉄製の大型カーゴタイプのブランコのような椅子に座る。薄暗い部屋内装も汚れすすけちゃちい。じいちゃんが入り口を閉めて「でははじめますー」と。
いきなり大きく揺れ始めるブランコ椅子。同時にガラン!ゴロン!と大きな音を立てて回りだす部屋。すぐに目と頭は錯覚を起して椅子からずれ落ちそうになる(たぶん実際にそれなりの角度だっただけなのだが)。椅子は大きく前後にぶらぶらと揺れ、部屋全体がゴロンゴロンと回る。なんともシュールだ。超シュールだ。頭の中では仕掛けはすごく理解できているし、正面ではなく左右を見ればさらに状況は良くわかる。ただそこはあえて正面を見ていく。さすがに自分が回転している!っていう錯覚までは起きないけど、これは酔う。目が回る。なかなか狂った世界観だ。面白い。実に面白い。1:30ぐらいで終る。椅子から立とうとしたら結構ふらふら。目が回っている。ジェットコースターでも酔ったりしないのにな。そう考えるとなかなかの刺激なのだ。こうしてビックリハウスバージンを捨てた俺。外の風が心地よい。大人の階段を登った気分だ。すぐにファミリーのパパと子供が入っていったが、どうも中の声が外に流されていたようだ。なんか俺恥ずかしいこと言ってなかったかなw
出て隣にある「魔法の城」にも入る。こっちも中からは一体何なのか良くわからない。入るとすぐにわかるが、からくり、目の錯覚とかが展示してあるウォークスルーのアトラクション。こっちはひらぱーにも似た様なのがあったね。ただ設備自体はなぜかこっちのほうが充実していた。以外に楽しめた。シンプルだけどあれこれ話しながら見るのは楽しいね。

姫路紀行2

さすがにそれ以外の乗り物には乗らなかったが(子供向け過ぎる)、眺めているだけでも心が和むね。併設動物園の動物たちをゆっくり見て回る。なんかお礼外に動物園も嫌いじゃないようだ。それなりにいつも楽しい。しかし気がついたら12時回ってる。運転〜遊園地、動物園と炎天下を歩き回って腹も減る。ただ、調べてみたが姫路城公園内には食べ物の施設は無いようだ。それで姫路城正面側から出たところにある商店街に向かって商店街内でお昼ご飯を食べることにする。最初にお好み焼き屋さん見みつけ、続いて和食、最後に肉。悩むがふたりの家kんをまとめたらお好み焼きに。姫路のほうはお好み焼きも結構盛んらしいし。
下町感溢れるお好み焼き。狭い店内には3グループぐらいの人たちが既に出来上がっておりにぎやか。店長のおばちゃんが「うちタバコ数ひと多いけどええかー?」と嫌煙の自分らには少しミスったか?と思ったがまぁもともと鉄板焼きってにおいが強いからあんまり気にならなかった。筋玉とホルモン焼きそばを注文。この辺で俺が気づく。なんかこのおばちゃんの喋り・・・。友近みたい・・・。友近がやるコントのキャラ、ピザ屋のおっさんみたいな喋り方なのだ。もう聞いてておかしくておかしくて。いつ「段取りがー」っていいだすか?なんて思いながら見てた。結局段取りがーって言葉をおばちゃんが使うことは無かったが、周りのおっさんが言ってて少しにやり。あの喋り方は姫路のほうの方言なのかな?と思った。
お好み焼きは最初は粉少な目の大阪風かな、って思ってみてたんだが途中でトロトロの生地を上からかけまわし、しばらく焼いてひっくり返してかけまわして溢れて広がっている生地を折りたたんでいって周りをしっかりコーティング。周囲はしっかり小麦の皮で綺麗に覆われた状態。角が立ってる。ケーキみたい。しかしこうすることでふた無しで中が蒸し焼きになるのね。なかなか良く考えられている。焼きそばもなかなかの量。ソースは2種類をかけてる。おそらくひとつはドロソース。ウスターとドロのミックスかな。なかなか独特の香りだ。
焼きあがってまず焼きそば。なんとも今まであまり食べたことの無い味と香り。なんだろう。インスタントラーメンなどで感じる香りがする。でも作り方みてても化学調味料的なもの入れているようにも見えなかったしな。これがドロソースの香りなのかな?まぁうまいんだけどな。お好み焼きは超熱々。なんか生地成分が多いせいか大きなトロトロたこ焼きを食べているかの食感。でもウマイ。
おばちゃんもおもろいし、メシもうまかった。自分的には姫路を満喫できた感じがする。
メシ後は姫路城へ。大改修されてすっかり白く、設備もより整備されている印象。ところどころに姫路城大発見アプリと言うアプリと連携するARスポットも多数用意されていて、ゲーム感覚で姫路城のいろんな解説などが見れる。いい進化をしているね。しかし中は昔からの設備。大きい分階段は急でハード。それでも登りはまだマシだったが、くだりはマジきつかった。なんかハードなトレーニングしているような気分だ。のぼりは足が少し痛いかな?程度だったけど下りは足も痛いし、腰〜背中全身に疲労が来る。やっべぇ。はだし+床の間って言うのがさらに効く。靴ってすごい。
城から出る頃にはもうくたくた。時間も17時前。なんてハードな一日なんだ・・・。

姫路紀行3

帰りは微妙に高速道路の方向間違えた気がするがまぁ問題ない。途中から新名神に入り、新宝塚S.Aで休憩。大きく新しい。いろいろおしゃれなお店とか入っているけど良く見ればやはりS.Aだね。ショッピングモール感はあまり無い。中でトイレして、ヨーグルトアイスを食べて、今日の晩飯に柿の葉寿司を購入。
なんかこういうところでいろんなもの食べたり、いろんなもの買って帰るって言うのが実は自分の中には憧れとしてある。幼少期家族で来たS.A。若かりし頃友達たちと来たS.A。そういう時は体は余裕なんだが、いかんせん金が無かった。いつも指を咥えて見ているしかなく、そういう思いが消化不良を起し亡霊になって俺に取り憑いている。しかし歳を取って金銭的余裕も出来、付き合ってくれるパートナーも出来、条件はそろったはずなのに・・・。今度は体力がついてこない。何か食べるのも他の食事のこと考えたりして食うことに躊躇したり、そもそもそんなに食えなかったり・・・。あと貧乏生活が長かったせいで、何を見てもすぐに値段を計算してしまう。別にこれを買ったからと言ってどうなるわけでもないんだが、どうにも貧乏性で「こんなの買うなら近所のスーパーで・・・」とかすぐ考えて踏み切れない。あとここから更に自分で運転して帰ることを考えると、疲労度と眠気などを考えると、あんまり食べれない。体力無いんだよ。でも心の中でお化けは暴れているんだが、それ以上にこの呪縛は強力なのだ。結局ヨーグルトアイス食べて寿司かって帰るのみ。新名神は綺麗で走りやすいし渋滞も無くてよかったな。
家に帰ったらすでに19時を回っていた。ジグに餌をやってがぶられて遠足終了。かなり疲れたがそれ以上にいろいろ楽しめて自分的には大満足。
夜はまた俺氏と飲んで疲れ果てて眠剤もなしでしっかり寝る。

ビックリハウス

初のビックリハウスでした。しかしながら設備は相当老朽化。動きもスムーズさは無い。自分的にはかなりの満足度だが、いろいろと改善の余地があるなぁ、と思う。っていうか、このアトラクションはきっちり今のテクノロジーで作り直せば狭いスペースで面白いアトラクションになると思う。
今風にちゃんと安全バーで体を固定し、回転をほんとに一回転させたり、もっと激しい動きをさせたり、もっと丁寧な部屋を用意しスムーズにいろいろ回転させたり。見せ方はいろいろあると思う。外から中を一切見せない作りも期待感を刺激させて楽しい。なんともレトロで消費されつくしたコンテンツのような感じもするがまだまだ純粋に楽しいと思う。今こそ立ち上がれビックリハウス