青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

京都観光

清涼寺。拝金主義のつまんねー寺。駐車場で800円ぐらい。各堂にはいるのにお金。本堂には大日如来の立像があると言うので400円払って入ったら本尊には布がかけてあって、それめくるにはさらに1000円いるって。もうアホかと、バカかと。いくらいいものがあってもダメスギ。
広隆寺。圧倒的。感動。弥勒菩薩半跏思惟像はシンプルでやわらかい線の美しさに引き込まれる。見てると泣けてくるようだ。
さらにその後ろに並んでいる、不空羂策観音、十手観音坐像、十一面千手観音にやられる。すごい迫力。すごい圧迫感。やられた。しびれた。とくに十手観音坐像の迫力に魅入られた。もう、この寺の豪華さには脱帽。京都にきたら必ず見とけ。
昼飯は懐石「近又」。なんでも超老舗らしい。しかしこの店、料理教室をやっていたり、若い人を積極的に取り込んだりしたりして老舗に胡坐をかかずいいサービスを追及しようとしてる姿勢が感じられてとても気持ちがいい店だった。料理自体は基本的なものを当たり前に作る、という感じで驚きはないのだが全体的に品質本位で無駄な料金も取らずとてもいい。歴史ある建物の風情ある個室でのんびりご飯を食べる。店の人の気の効いたサービスに身を任せる。そういうものを感じるのには非常にいい店だと感じた。途中で積乱雲の大雨が30分ばかり降ったたため店の人が気を利かせて部屋でのんびり茶でも飲んで雨待ちを何もいわずさせてくれるところとかはさすがだった。結局2時間半も長居してしまった。
夜はフレンチ「コムシコムサ」。抜群にうまかった。値段も手ごろ。全体的にサプライズが多く楽しくてしょうがなかった。