青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

歳と趣味

歳をとると趣味事をやるのが億劫になる。ゲームや音楽や映画やアニメ、、、なんて記事が出てて興味深く読んだ。見てると年取るとゲームなどの新しい物に興味が出なくなる、みたいな意見が満ち溢れていた。それは飽きであり、情報の蓄積であり、見ても古い物の焼き直しだ…。なんて意見が多いように見える。
正直納得いかないな。アラフィフの自分からすれば何言ってんの?って感じだ。確かに言うているような気持ちはわからなくはない。30代ぐらいの仕事が忙しかったころとか、そう感じた時期もあったし。ただ今になってみてわかる。そういうのは趣味事が、日常生活の忙しさに忙殺され、さらに年取るごとに体力が低下して、時間を惜しんでまで趣味事が出来なくなる。そうやって趣味事に触れなくなっていくうちに、だんだんその最新のシーンと自分の中の世界に乖離が産まれていき、気が付いたら果てしなく高い壁が産まれている。ただでさえ趣味事をやる時間さえ無くなっているところに、久しぶりにその世界を覗いたら自分には理解できない高い壁があって、これを乗り越える気力がわかない。そうなると、高い壁を乗り越える労力がいらない昔ながらの物をかいつまんでやるようになる。しかし、昔の物は昔のものだ。で、今のゲームは進化しないよなぁ、なんて言って自分の世界を閉じていく…。
そういう事になっていると思うんだな。自分が世界に取り残され、追いつけなくなっていることをいろんな理由をつけているだけなんだな。まさに老害