青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

プロトタイプ開発3

欠点
製作者は組織全体の必要性に適合しないシステムを作る可能性がある
製作者がプロトタイプに固執する可能性
柔軟性の欠如
大規模アプリケーションには不向き
プロジェクトマネジメントが困難

「製作者は組織全体の必要性に適合しないシステムを作る可能性がある」これはあんまりないと思う。それこそ今まで何度も作ってきている都度開発の一つだ。みんなの頭の中のぼやっとしたイメージはそこまで的外れではない。
「製作者がプロトタイプに固執する可能性」
これ結構出てますね。みんな誰も事前にドキュメントを作りたがらない。まず物を作ろうとする。ドキュメントを作ったらどうだ?と言うと、すぐに顔をしかめ「いいと思うけど時間がねぇ、、、」と言う。なんだ?この違和感。この発言。彼らにとって事前にドキュメントを書くことは単なる今までのPG時間+ドキュメント作成時間になるだけであるよね?って事を言ってるようにしか聞こえんな。作業量が単純に増えるだけだと。そうなのか?あくまで最終工程における手戻りなどの作業量を減らすためにやるはずであるんだが。上でも書かれている通り、後行程に行けば行くほどそこで発生する手戻り作業量は莫大なものになる。そういうことを知らんのか?
「柔軟性の欠如」
ソフトの動きのパターンは設計者は考えていない。なんかいろんなテストパターンがあるとかいうことで動きの把握をする気がないようだ。どう動くか良くわかんないものを作っているということだ。品質ってなに?
「大規模アプリケーションには不向き」
なんかソースのステップ数だけは結構な量だし、それゆえに一回のビルドにいまだに2時間を消費する。こんな過程においてトライ&ゴーをやるっていうのはどうなんだ・・・?
ちなみにどうも作ってるものの機能的、改造量的にはじつはチョロイプロジェクトなんだろうな、と最近は感じ始めている。動きがどれもシーケンシャルでありパラレルな動作、割り込みがほとんどないように見え、しかも異常系が少ない。多いのはインプットのパターンだけでありと思う。
「プロジェクトマネジメントが困難」
あー、ほんと。困難だ、こりゃ。何の見積もりも出来ないんだもん。みんな微妙に他人事。所詮「俺言われた作業ちゃんとしてるもーん」のスタンス。全員が前を向いていない。何を聞いてもみんな最終的には「わかんない」だもんな。マネジメントできねーよ。