青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

エルム街の悪夢

去年のリメイク版です。
旧作シリーズは中学〜高校の頃に惚れ込み、何度も見た映画でした。フレディークルガーの悪役っぷりがとても好きでした。あんまり好き過ぎて大人になってから鉄の爪を買ったりして、今でも家にあったりします。
そんなフレディー大好きっ子が見るリメイク版エルム街の悪夢。さてどうなることやら。
やっぱり一番気になってしまったのは、フレディー別人…ってとこか。さすがにロバートイングラントのフレディーがあまりに強烈過ぎて、今回のフレディーに最後までなじめなかったなぁ。基本的には全く同じキャラなのに、顔つきだけ違うんだから。
内容は1のリメイクだけど1はあんまり見てないので既にほとんど記憶になし。ストーリーぐらいしか記憶に無い。
ストーリーはディティールは違えど大筋は一緒。Part3以降のコミカル路線は一切なく、純粋にホラー映画としてのPart1のリメイク。ただラストがサッパリ記憶に無い。でもなんかこんな展開じゃなかった気がする。フレディーを現実世界に引き出す、ってかなり後半での設定じゃなかったっけ??
って、Part1のラストちょっとネットで調べてみたらやっぱ違うよねぇ。
Part1のフレディーはもっと、なにか良くわからない悪夢的存在、と言う雰囲気をすごくかもし出していて実際のところ顔とかは暗くてあまり出てこなかったはず。それなのにやっぱリメイクのつらさ。みんなフレディーがどんなキャラかも知ってるし、何をするか、何をされるか、何が弱点か、みんな知っている。だから始まるや否やさくっと夢のシーン。出まくり。ただキャラは地味キャラ。うーん・・・。全然怖さが無いぞ。
ところどころで旧作のオマージュ的シーンとかあるけど何がやりたいのか…。中途半端にリメイクしちゃったなぁ、って印象。もう何がやりたいのかサッパリ。
ストーリー的な怖さも無ければ、出るぞ出るぞ…の怖さもなし。かといってお茶目なフレディーもいない。さらに女優はかわいくない。脱がない。最近のホラーは女優は脱がないのか?
夢と現実が切り替わるシーンはCGで綺麗にやってるんだがねぇ。なんか女優が脱がないのもそうだし、スプラッター描写がやたら控えめなのも、なんて言うか、下品さが全く足りねぇ。ホラー映画って言うのはもっともっと下世話なもんだろうが。裸のねぇちゃんがかなきり声上げて血飛沫上げて、首や腕がすっ飛び、理不尽な展開して行くもんだろうが。がっかりだ。この映画作ったやつはエルム街の悪夢をわかっちゃいねぇ。単なる遺産の無駄遣いだ。フレディーVSジェイソンの方が100倍ぐらい楽しかったぞ。
久々に見たホラー映画がこれだって言うのが切ない。

エルム街の悪夢 [Blu-ray]

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ちなみに自分が一番好きなのは旧作のPart4ドリームマスターです!