青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

第3回自宅ゲーム会

ちょっとだけ恒例になってきた、自宅非電源ゲーム会が開催されました。
OKMさん、SMさん、TMさん、オレさん、自分の5人でのプレイ。

まずはじめはオレ氏を除く4人だったので、ロイヤルカジノをプレイ。

ギャンブルゲームです。
自分は序盤はイマイチ伸び悩み。他人の踏み台になってばっかりで点が伸びない。みんなが着実に点を伸ばすところをガマンの展開。みんなが300点代になったあたりから、マイナスを引き始めたところで失う物がない物の強みを見せて一気に巻き返す。気がついたらトップ。最後は余裕の逃げ切りで一位。
度胸と相手を陥れる読みとがバランス良く混在する楽しいゲームです。

次から5人プレイで。
貴族の務めをプレイ。
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バッティング系ゲームの定番です。
序盤は自分がうまく展示を決めて一気にトップに躍り出たけど、中盤から団子に。ラス目を引き続けていたオレ氏と最初から順調に走っていたTMさんが終盤をリード。さんざんカードを盗まれた自分は終盤失速。要所要所で的確に展示を決めて、オレ氏が一気に走り抜けてゴール。TMさんも粘ったけどオレ氏の爆発力を読み切れていませんでした。
一人展示、オークションを決めた時のうれしさ、うまく狙いがはまった時の喜びはバッティングカードの醍醐味ですね。一方的な展開になりにくいバランス調整もドイツゲームらしいウマイ感じです。

続いてみんなに「指輪物語」を知っている?と聞いたらみんな知っていたので、変わり種ゲーム「LotR」をやることにします。
カプコンが日本版を売り出したが、大コケしたゲームです。やっぱ日本で指輪物語は売れない。
ゲーム自体も競争をするゲームでは、みんなが一致団結して指輪を捨てるという物語を完結させるという、何とも変わり種。全員で難しい一つのパズルをやるようなゲームです。各人ホビットになり、闇に飲み込まれないようにしていきます。各自自分の身を守るのではなく、指輪を捨てるためにはどうすればいいかを考えなければならず、ときには自己犠牲で進むことも必要となってくる、厳しいゲームバランスです。
しかしその辺がすごくうまく指輪物語の旅の困難さを表現できていて、とてもおもしろい。
ただ、ゲームスタイルが独特なため一度目は試し試しでプレイ。序盤のモリアで一気に闇の勢力に攻め込まれ、極貧。だんだんプレイ要領をつかんでは来た物の、シェロブの巣で全員サウロンの闇に飲み込まれ死亡。指輪はサウロンの手に渡り、ゲーム終了。メイン行動ラインの終盤のさいころ2連続が超厳しいです。

ルールもわかったところなので、もう一プレイ。
全員計画的に動くようになっては来た物の、なぜかやはりモリアで痛いミスを連発。一気にサウロンが攻め込んでくる。
シェロブの巣までは行った物のもう、サウロンは旅の仲間の目の前。みんな知恵を絞りなんとか、サウロンの魔の手に立ち向かって、シェロブの巣から脱出はした物の、ステージクリア時の精算で指輪を持ったフロドが闇に取り込まれゲームオーバー。

とても難しいゲームです。しかしなかなか盛り上がる。なんか、クリアできるまでは一回ずつとか定番でやりたい気がするゲームです。

次はラッツィアと言うゲーム。
ギャングの賭場をテーマにしたバッティングゲーム。はじめの方でやった貴族の勤めをちょっと軽くした感じでしょうか。
シンプルながらやっぱりバッティング系のゲームは読みが決まった時の達成感が大きく、やられた時の感覚もとても楽しくライトに楽しめて自分はとても好きなジャンルのゲームです。
短くぱっと楽しめるので2回プレイ。
2回ともOKMさんが余裕の逃げ切り。OKMさんの口八丁作戦にやられたか?彼でたらめ言いすぎw

次にお金を使ったゲームをしたいな、って言う個人的理由で「シャーク」を初プレイ。
すごく古典的な株式売買のゲームです。同じような古典的株式ゲームに「アクワイア」があり、会社の業績の伸び方の展開などは結構似た感じの展開をするんですが、決定的に違うのが「アクワイア」にはない、株の損失が存在します。このために、いつ買っていつ売る、と言う物を常に考える必要があります。リスクリターンの関係をしっかり把握しておかないと痛い目を見ます。
こういうゲームってほんとに良くできてるって思うのは、ただ板に駒をおいてるだけなのに、そこに会社があるかのようにほんとに見えてきます。
みんな「この会社は安定企業だから〜」「とかこの会社はリスキーすぎる」とかいろんな事を言い合いながらゲームは進んでいきます。
ゲームは序盤の株転がしに失敗したオレ氏は始終おとなしめの展開に。序盤から手堅く現金を稼いでたTMさんが始終盤面をリード。それを、自分と、OKMさんが追っかける形に。
しかし、終盤現金の多さから安定に走り、不安定要素のある株を全て売ってしまい、ほぼ手詰まりになってしまったTMさんは失速。始終攻めの姿勢で走ったOKMさんが最後までリスクのある株を信じて持ち続け、成功。終わってみればOKMさんの一人勝ち。それを追う形で自分が2位。
個人的にはアクワイアよりこっちの方がおもしろい気がします。アクワイアは一度伸びた人をつぶすことが難しすぎる気がします。その点こっちは、いろんな形でお金を儲け、さらにいろんな形で相手にダメージを与えられるところがおもしろいです。

ここでタイムアウトでオレ氏は慌てて帰宅。
最後時間が中途半端だったので「宝の滝」というショートアクションゲームを。


メダルゲームセンターにあるコインフォールをボードゲームにしちゃったようなゲームです。
買ってみたものの、どうも盛り上がる要素が感じられるお蔵入りさせてたんですが、最後のクールダウンにやってみようかと思い出してみました。
でも意外におもしろいかもしれません。あくまで雰囲気だけのゲームですが。酒とか飲んでぱーっと遊ぶにはいい気がします。SM氏が一人で川を流しまくっていましたw

ここでお開き。ほぼ8時間にわたるゲーム会終了です。
みんなかなり楽しんでくれたようで自分も満足です。しかしクタクタ。

個人的にはもう少し馬鹿でぱーっと盛り上がれるゲームも欲しいですね。経済ゲームも最近とても好きなんですが。
通常のヘビーゲーマーが好むようなドイツゲームでもルールの多い重い「プエルトリコ」みたいなゲームは全然食指が動きません。よほど求められないとやることはないでしょう。