青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

5時ぐらいにジグがテーブルの上に置いてあったクッキーの缶を落とそうとパシパシつつく音で目が覚める。息を殺して音を聞いている。そのうち「ガッシャーン!」って落とされる。中身は入ってないからいいけど。それでもこいつはこうやって何か物を落とすと人の気を引けることを小さいころから知っている。ここで構うと調子に乗るから普段は構わないけど、今日は起きて捕まえて速攻閉じ込める。閉じ込められるとさすがに少し学習するからな。しかし記憶容量が小さいようで、これがダメ、と学んだら前にダメと学んだことを忘れてまたやりだす。罰による学習が身につかない。そのくせ成功体験はいつまでたっても覚えているんだよねぇ。学習って難しい。
朝起きたら家の前にメタルの巣があって、起きてきた嫁ちゃんに教えたら弁当作成そっちのけでやってた。今日は弁当なしになった。で、嫁ちゃんは布団にどって行った。おれだって上半身の痛みとそこからくる微頭痛のせいでいまいちテンションが上がらない。外の天気も悪そうに見えるし低気圧気味で猶更テンションは上がらない。寒いし。今の仕事自体はそれなりにやりごたえを感じてやっているけど、やはり今月で終わるとわかっているとテンションが上がりきらない。そりゃ正直俺だって布団に潜り込んでこのまま眠りにつきたい。そんなことを思いつつ。
外に出てしまうともうルーチンワークだ。幸い雨は降ってなかった。重い足を前に出し続ければそのうちバス停につく。バス停で待っていればそのうちバスに乗れる。バスに乗っていればそのうち会社近くにつく。臨もうが望まないが先に進んでいく。車での通勤とはいろいろな意味で精神状態が違うと思う。こっちのほうが楽で気力が衰える。