青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

汚部屋

最近YouTubeで見つけた汚い部屋の掃除専門業者の動画を見つけてよく見ている。よく見ているんだけど、どの手の動画を見ているととても胸が痛む。自分は部屋ってもんはその人の心の状態がそのまま出た物だと思っている。そういう思想でうず高く積まれたごみを見ているといたたまれない気持ちになってくる。この住人はどんな気持ちでこのごみを貯めたのだろうか?自分的に、こういうゴミを貯める行為には2種類あって、1.単純にゴミを廃棄できなくて貯めていくタイプ。2.いろんなものを意図的にため込んでしまうタイプ。
1は基本はずぼらなんだけど、このタイプの心理には自分のことを見返したくない、今の自分を受け入れたくない、という思想が根本にあるって気がしている。自暴自棄。緩やかな自殺。そういった印象。もうまっとうな生活をあきらめているんだよね。それはやっぱりとても寂しい悲しい行為なんですよね。自分も経験があるし。見ててとても痛い。立ち直れる絆を何か見つけてほしい。
2は基本はコレクター気質なんだろうけど、このタイプの心理にはいくら持っても満たされない、心の空虚感が見え隠れすると思うんですよね。年寄りの物持ちなんか見ていていたたまれない。多分こういう人たちは自分の心の虚無を埋める術を見いだせずにもがき続けているんだろうなぁ、と。大きな家や部屋にぎっちり詰まった物たち。昔はここで明るい家庭が繰り広げられていたであろう跡。今はないその温かいイメージを何とか満たそうともので埋め続ける、そしてその物が心の一部となって固着している様。もうただただ胸が痛い。いくらつめこんでも戻ってこない心の隙間にあった元々あった物。そういうものを満たすことが出来ないこの社会。そういったものに憤りを感じて吐き気がする。
もうどっち見ても心が痛い。さらになんかこの動画見ていると猫の多頭飼い崩壊の整理の動画もあったが、もう方針聞いただけで泣きそうで見れなかった。世の中は痛みと悲しみで満ちている。