青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

マゾ

実際ね、自分は今回のPJだって単なる開発者として要員されたわけよ。単なるPGってやつ?もともとやってる仕事がほとんど無くなって来てしまって手空き気味のため、今までやってなかった別系列の仕事に投入されたわけだ。今まで一緒に仕事をしてきた元マネージャークラスの人と一緒に。今までの仕事はずーっとマネージメントから設計まで一気に引き受けてやってたわけね。
それからしてみりゃ今の始め言われた仕事は楽勝な訳だ。なんか知らんが根拠もなく引かれたぬるぬるの線に従って仕事するだけでいいなら、こんな楽なことはない。
しかしね、つまんねーんだよ、そんな仕事。16Gテトリスをやりこんだ人間が、テトリスのLV1が延々と続くゲームして楽しいか?ランクBまで上がったSSF4の対戦をランクDの人間と延々と対戦して楽しいか?楽しくねぇよ。時間の無駄だ。
なによりこれでは自分の価値が無くなる。その辺で戯れで仕事をしていらっしゃる派遣社員の方々と同じプレイヤーになってしまう。そうなるとオレの良さなんて何もないべ。単純にもっと単価の安い人間雇えばいいだけになっちゃうぜ。
オレみたいな派遣、技術に生きる傭兵が戦場で長く生き残るためには特化した自分でないと出来ない何かを身につけなきゃダメなんだぜ。価値を作らないと。
まぁそのために結構強引なこともやってる。正直やらなくてもいい地雷原にわざわざ足を運び込んでいる。どれだけマゾなんだ?間違えて地雷踏んだらそこで終わりだぜ?
でもね、そこで涼しい顔をしながら「それが何か?」って地雷を回収し続けていけるからかっこよくて、価値があるんじゃないか?
自分の価値がいつ無くなるかもわからずただ、目立たずひっそりと価値を落とし続けいつか不必要とされるのを待ち続けるのがいいか、豪快に価値を高める努力をしながら一歩間違えると壮大に自爆するタイトロープ的な生き方がいいのか。

まぁでもさ価値を作れなかった人たち、君ら全部作業がなくなった瞬間にいなくなってたよねぇ。それが君らの価値だって事に気づいているんだろうか?
それでずっとこの先やっていけるのか?