確か去年この漫画がすごいとかなんとかで上位にランクインしてた気がする漫画。
手塚治虫と言う人を描いた漫画は自叙伝的なものは読んだ記憶がある。ただ他人の目から描かれたものはあったようでなかったような。あったとしてもみんな神扱いすぎた。
もっとリアルな手塚治虫を描いたもの。
やっぱ天才って紙一重だな、って思わせる内容。この人天才とか神とか称されていなけりゃ絶対社会では受け入れられないタイプ。個人的にはこの手のタイプの人とは絶対仕事したくない。自分の仕事に対しては他人なんか関係なくパーフェクトを目指し続ける。妥協しない。しんど・・・。
こういうの見てるとやっぱ自分の仕事好きってのは嘘だなあ、と思う。やっぱ自分は仕事は趣味じゃない。単なる遊びだ。ゲームだ。
ただいまの自分が苦手なSEとかもろにこういうタイプなんだよね。正直駄目だわ。手塚治虫だってアシスタントとかの人はその人に強烈な憧れがあるから、熱狂的についていけるだけでそうじゃなきゃ絶対持たないよ。だから俺は持たない。
読んでてすごい複雑な気分になった。ちょっと手塚治虫が嫌いになれた。吐き気がした。
ブラック・ジャック創作秘話?手?治虫の仕事場から? (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
- 作者: 吉本浩二,宮崎 克
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: コミック
- 購入: 12人 クリック: 252回
- この商品を含むブログ (154件) を見る