まぁよく言われることだけど、ホラーとギャグは紙一重です。両方ともその本質は突然と予想外の事が起きる事。これは一緒です。その予想外のベクトルがびっくり、嫌悪方向に向かえばホラーだし、なるほど!、そう来たか!と思えばギャグなんです。でそのベクトルがとても微妙なことも多くホラーだけどもうギャグ、ギャグなんだけどなんか怖い、って言うことになるんですよね。ようするにこういうの作りだす人の発想はかなり逝っちゃってるって事ですね。日常的に発想が斜め上なわけで、その思考回路を文章にするとギャグとかホラーになるんだよね。
最近は女性作家の作品を読むことが多いんだけど、自分からしたらもう女性の思考回路自体が、ホラーでありギャグなんですよね。もう理解不能の連続。常に不安を叩き付けてくるし、びっくりや、そう来たか!の笑いを提供してくれる。決して男世界だけを見ているとわからない、次元の違うものを見せてくれるんですよね。それがよい。だから男は女に惹かれるのじゃないんだろうか。まぁ本能的なものもありますけどねw
逆に指摘された、男性を強くアピールしてくる作品。うーん。ちょっと考えたことが無かった。男ってもっとシンプルでバカだからねぇ。それか超論理思考。あまり感情的でない?情緒が無い?真っ先に思い浮かんだのが「刃牙」シリーズ。あそこにあるのはとてつもなくデフォルメされた「強さ」「筋肉」「闘争」ちょっとの「性」。刃牙で番外編で「セックス」編てのがあるんですよね。これがまぁある意味すごい。全然エロくない。少なくても自分にとってはね。女性が描く、官能的で生々しい物じゃなく、なんかやっぱりバトル。で理屈の嵐。でもこれが男子ってものかもしれないな、と思ったり。
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