青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ホラーとギャグ

まぁよく言われることだけど、ホラーとギャグは紙一重です。両方ともその本質は突然と予想外の事が起きる事。これは一緒です。その予想外のベクトルがびっくり、嫌悪方向に向かえばホラーだし、なるほど!、そう来たか!と思えばギャグなんです。でそのベクトルがとても微妙なことも多くホラーだけどもうギャグ、ギャグなんだけどなんか怖い、って言うことになるんですよね。ようするにこういうの作りだす人の発想はかなり逝っちゃってるって事ですね。日常的に発想が斜め上なわけで、その思考回路を文章にするとギャグとかホラーになるんだよね。
最近は女性作家の作品を読むことが多いんだけど、自分からしたらもう女性の思考回路自体が、ホラーでありギャグなんですよね。もう理解不能の連続。常に不安を叩き付けてくるし、びっくりや、そう来たか!の笑いを提供してくれる。決して男世界だけを見ているとわからない、次元の違うものを見せてくれるんですよね。それがよい。だから男は女に惹かれるのじゃないんだろうか。まぁ本能的なものもありますけどねw
逆に指摘された、男性を強くアピールしてくる作品。うーん。ちょっと考えたことが無かった。男ってもっとシンプルでバカだからねぇ。それか超論理思考。あまり感情的でない?情緒が無い?真っ先に思い浮かんだのが「刃牙」シリーズ。あそこにあるのはとてつもなくデフォルメされた「強さ」「筋肉」「闘争」ちょっとの「性」。刃牙で番外編で「セックス」編てのがあるんですよね。これがまぁある意味すごい。全然エロくない。少なくても自分にとってはね。女性が描く、官能的で生々しい物じゃなく、なんかやっぱりバトル。で理屈の嵐。でもこれが男子ってものかもしれないな、と思ったり。

バキ特別編saga (ヤングチャンピオンコミックス)

バキ特別編saga (ヤングチャンピオンコミックス)

と書いて次に思ったのは、池上遼一。これはもう少し大人の男。でも結局描かれるのは「強さ」「筋肉」「闘争」「性」なんだよね。政治とかやくざとか裸で仁王立ちとかwそう分析するとあんまり刃牙と変わらないねw
Cryingフリーマン 1 (ビッグコミックス)

Cryingフリーマン 1 (ビッグコミックス)

まぁ男の本能は結局争ってメスを獲得し子孫を残す、ってただそれだけなんだろうしな。上の要素は全部そこへの憧れになっちゃうんだよね。それが強く出てる作者、言われてもある意味少年漫画、青年漫画と言われるジャンルはそういう漫画の宝庫だしな。小説とかは正直わからんわ。