今日は目の精密検査へ音羽病院にあるアイセンターと言う専門のでかい病院へ行く。レベルの高い眼科。最近の町の眼科はコンタクト作成専用の眼科とか結構あって玉石混合の印象が強く、こういうしっかりした眼科は大学病院とか行かないとなかったイメージなので助かる。
先日目の出血のチェックで町の眼科から紹介状を書いてもらっての検診となる。朝一で行く。音羽病院はこの手の専門病院を何個か持っていて前に自分もリハビリテーション専門のところで神経痛を見てもらった。神経痛とかリハビリとかはやはり年寄りの巣になりかけていたが、さすがに目の専門医ともなると年寄りと言うより全体的に患者は少ない。その点は楽だ。
最初にお約束の視力測定から始まる。その次に眼底写真を撮るわけだが、ここではちゃんと瞳孔を開ける目薬をさされる。丁寧に撮影する。最近はこの辺すべてデジタルなので早いし、料金も安くなっていると思われる。
先生の説明と軽くチェックを受ける。この先生もなかなか腕の立つ人らしい。簡単に説明を受ける。説明の中で糖尿治療中について少し聞かれる。A1Cについて聞かれて、5月ぐらいは14ぐらいあったA1Cをひとつ気前ぐらいには8ぐらいまで落とした、と言ったら「それはまずい。たぶん前回の出血はそのせいじゃね?」って。なんでも急激にA1Cを落とすのは目にとってはあまりよろしくないらしい。一月に0.5ダウン。ぐらいがいい、とのこと。まぁこういうことは腕の立つ糖尿専門医なら知ってるのかもしれないが今回は糖尿専門医を嫌って町の内科医で薬処方してもらってるしな。ただ思い出しだ。昔同じように、初めて高血糖言われて糖尿専門医で治療(?)してたときも結構な勢いで落としたし、そんな説明受けたことも無い。うーん。やっぱり糖尿専門医って俺のなかでは信頼に値しない。
話の流れで「今日時間ある?」と聞かれる。一応休む気はあるので「問題ない」と。で、造影剤入れての撮影→レーザー治療しようか。と一気にとんとん拍子で話は進む。なんていうか最近の病院は共通してるところがあるのか、レーザー治療の内容とか意味とかはあんまり細かく説明してくれない。聞かないから、ってことだとは思うけど展開速すぎてついていけてないし。
造影剤入れるまでに一時間ぐらいかかる、って言われそんなに空き時間あったら形態の電池切れちゃう。暇つぶしにゲームしてるし。ってことでいったんバッテリーとか本とかとりに家に帰ってくる。なんか大昔に眼底写真取ったときは瞳孔開ける目薬売ったときは幻惑しちゃうから半日ぐらい車とか運転やめてね。とか言われた気がするが今回は特に注意なし。まぁ今日は曇りだし別に見えないわけでもないし。少しブレーキ灯がまぶしいな、ぐらい。家で装備をそろえてまた病院。ちょうどいい時間だ。
造影剤入れるのは初めて。なんかやる前に同意書書かされる。アレルギー的なことがあるみたい。書いてある内容にこんなことがあった。昔は皮下テストみたいなのでアレルギー反応見てたんだけど、昨今このテストの信憑性が落ちてるため今までのアレルギーの傾向を聞いたほうがまし、的な説明文があった。時代とともに医療もどんどん進化してるね。
造影剤は点滴で入れるようだ。いつもとは違い腕のひじではなくもっと下に注射針打たれる。ここでも時代の進化を感じる。ごっつい針なんだけど、今はプラッチク製で多少動いても大丈夫ですよ、とのこと。ほへーと思いながら、撮影に。レントゲンとかじゃないのかな?眼底写真取ったのと同じ機械。でも今の機械は進化してるからそのぐらい出来ちゃうのかな。最初に普通に写真とって、そのあと造影剤を入れながら撮影を行う。そういうオペレーションなわけね。まぁ造影剤に関しては特に問題もなく。アレルギー的なものはやはり何もないな、俺。
造影剤写真もすぐに先生のPCに転送される。うん。いいね。早い。先生のデスク、モニターが6枚もならんどるよ。ホント進化してるわ。その写真もすぐに患者専用のモニタに映し出され、説明される。より血管の状態がはっきり移っている写真。「うん。ここもここも。うん。もう全体的に駄目ね。危ない。右も一緒。あぶない。全部レーザー照射しよ。」うん軽いね。先生軽いわ。俺もうまな板の上のコイキング状態で「はぁ、はぁ」と首を縦に振るしかない。で先生、さらに「レーザー治療ちょっとお高いよ。片目で3〜6万ぐらいかかるよ。」「ええぇーーーーー。」って思うが、結局は「はぁ、はぁ」と首を縦に振るしかなく…。「じゃぁさっそく午後からやっちゃいましょ。今日は左目」と。段取りを決め、瞳孔開く目薬をさらに左目にさされ。いったんお開きとなる。