青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

鬼滅の刃

最近いい評判を聞くので見てみた。NetFlixでアニメ版。ダークな雰囲気の中での能力ヒーロー。超才能の主人公の成長ストーリー。正直何もかもありがちな設定の組み合わせだ。ハガレンでありH&Hでありヒロアカであり。本当に設定に突出したオリジナリティは感じられない。妹の設定も冷静に考えればハガレンだ。ただなんだろう。見てて引き込まれるのは事実。ありがち、定番っていうのはそれだけ、面白い要素だってこと。それを間違えずに調理すればやはりおいしい作品が出来上がるというものの見本のような作品に感じる。
ゆえに、ここが面白いんだよ!ここがいいんだよ!っていうのは自分ではうまく語れない。それもこれも見たことある設定、シーケンスばかりだ。ああ、こうなるんだな、っていうのは全部そうなる。その辺の安心感がいいのかもしれないな。
前半はそういう感じで見れたんだが、後半はちょっと躓いたかな。自分的には仲間のキャラがイマイチ。イノシシはまだいいけど、泣き虫キャラが演出的にうざくてうざくて。とにかく彼が出てくるとシーンのテンポが著しく悪くなる。どうせやることは見え見えなのに引っ張りすぎ。子のキャラは失敗だな。イノシシも少しキャラがくどい。これも見たことあるのオンパレードなんだけどどうも演出がくどい。これがアニメの調理の問題なのかはわからないけど、後半の家で鼓鬼と戦う話とか早送りしたくなった。蜘蛛の話でもダレダレ。
あとこの作者ギャグシーケンス弱いな…。なんかこの作者には女性の匂いを感じる。女流作家なのかな?
全体的にアニメ版は楽しめたけど、後半は不満も増えてきた。なんかこの後の展開も見え見え感が強いし、次のシリーズが始まってもリアルタイム視聴をしたい、とまでは感じない。原作もそこまで読みたい、と感じていない。